『絞り出す声、絞り出す演技、絞り出す演奏②』

こんにちは。

絞り出す声、

絞り出す演技、

絞り出す演奏

と題して

お話を続けます。

目次

自由に?思うがままに?

プロの表現者が行う

パフォーマンスについて、

時々、誤解をされることがあります。

特にパフォーマンス時の

自由に、

思いのままに、

なにも考えずに、

感じるままに、

好きなように、

という部分についての

勘違い、誤解は多くあります。

自由に、とか、

なにも考えずに、という

その言葉、フレーズそのままに、

本当になんにも

考えなかったとしたら、

それは間違いです。

間違いというよりも

その方向で考えていたら

本当の自由はもたらされません。

素晴らしいパフォーマンスは

行っているその瞬間、

まるで自分が

なにかに操られているような、

運ばれているような、

自分の小さなこだわりや

思い込みや企みがない、

そのような境地に至るものですよね。

しかし、それが

「なにも考えずに感じるままに好きなように」

という状態と

なんらかの共通点があったとしても、

本質は全く違うものです。

そこに至るまでに

考え、苦しみ、悩み、

絶え間ない不安や焦りに

苛まされつつも、

ひたすらに

練習を続けてきた者にしか、

味わえないものであって、

ただただ「自由」にすれば、

すべてが解放されるものではありません。

一般的な概念としての

「自由な表現」とは異なる

プロの表現者としての生き方が

そこにあります。

プロの表現者だからこその悩み

プロの表現者以外の方が

悩んでいないというわけでは

けっしてありません。

プロだろうと

そうでなかろうと

求める光は一緒です。

ただ、パフォーマンスをすることが
自分を癒し、快さを得ること、

または新しい自分を

見つけることなどを

主たる目的としているのが

趣味だとしたら、

プロはそこではないところ、

つまり自己を超えた

芸術の高みを目指しているという

違いがあるだけです。

そういう方たちは、

研ぎ澄まされたものを

求めるあまり、

もしくは、

ご自分をとことん

追い詰めるあまり、

自分自身を

もしくはフォルムを

ぎゅっと収縮なさっておられるケースを

よく目にしてきました。

だからこそ、

自由で解放された表現を

得ることは難しいのです。

集中は得意でも、

弛緩が下手なのです。

どうしたら緩められるのか、

わからなくなってしまうのです。

ブレイクスルー呼吸®セラピーの

ワークの最初は

身体を緩めるところから

始めますが、

プロの方はことごとく、

これができません。

一般の方が

気持ちよーく

緩んでおられるのを横目に、

ぐいぐいストレッチなさいます。

呼吸をたっぷり取り入れているように

思われがちですが、

前回、例に例えた

風船が大きいだけで、

絞り出していることには

変わらないなのです。

吸った分だけを吐く、

吐いた分だけを吸うという、

「あたりまえ」のことが

とても難しいのです。

いつもの自分では足りない、

もっともっと豊かに広く、

と思うことが、

風船を握ることに

つながっていると

わかっていただく、

そこがスタートになるのです。

つづく。

 小さなヒント

舞台で、本番で

一番怖いことはなんですか。

ブレイクスルー呼吸®で得られる、7つの幸せ

 

1・心、身体、思考の癖が取れるので、感じていることを、そのまま身体で表現できます。

2・頭で考えるのを手放すので、心身のリラックスが得られます。

3・自分の本当の思いに気づき、人とのコミュニケーションが、うまくいくようになります。

4・身体が整って気持ちよく声が出ます。

5・不安や恐れから抜け出して、自信と安心が自分の中にあることを確信できます。

6・他人からの根拠のない評価、詮索や攻撃に左右されなくなります。

7・新しい環境や人との中でも、自分のままでいられるようになります。

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