『声に表情をつけろ?②気持ちで歌う?』

こんにちは。

声楽専攻の学生さんが

「声に表情をつけろと言われる」

のだけど

どうしたらいいでしょうか、

というお話をしています。

目次

なんのためのテクニック?

いろいろ問題を含んでいる

質問なので

ひとつひとつ、

お答えすることにしました。

まず

「発声練習の時はいいんだけど」

というところから。

どんな発声練習だろうと

どんな基礎練習だろうと

なにも考えていないわけでは

ありませんよね。

どんな声を出したいか

どんな音を出したいか

どんな動きをしたいか

を考えて練習するわけです。

スポーツだろうと

舞台芸術だろうと

アナウンスだろうと

表現のために行うものは

なんらかの意味があって

頭で考え、

心で感じ、

身体が動く、

この3つを行き来しています。

なので、

もし、その3つのうち

どれかが欠けた状態が

起こったとしたら

それは無意味な状態です。

・・・ってここまで

説明したら

反撃を食らいました。

「発声練習の時は

いい響き、いい声を出そうと

考えているので、

何にも考えてないわけではありません」

言いたいことはわかるんです。

でも、いい響きって、いい声って

どんなことを指しますか。

そもそも演奏のために

いい響き、いい声を出したいと

練習してるのであれば

どんなことを表現するための響きで

どんなことを表現するための声なのか

それがなくて

いい響きとか、いい声って

あり得ないですよね。

それを言うと

うーん、と

考え込まれてしまいました。

AIにはできないこと

以前もお話したかと思うのですが

朗読のお仕事をなさっている方で

「いい声になりたいです」って

レッスンに来てくださった方が

いらっしゃいました。

いい声ってどんな声ですか。

そうお伺いすると

・しゃがれていない

・遠くまで良く通る

・明るくて溌溂とした響き

とお答えになりました。

確かに、そういう声は

「美声」と言われる類の

ものだと思うのですが

大切なのは

朗読の中味であって

いくら「美声」でも

機械が喋るのと同じでは

人間がやる意味がないんです。

今は音声生成AIがあるので

いくらでも「美声」は

作れるんです、すぐに。

音声AIは風邪をひかないし

花粉症もないし

生理で声帯がむくんだりしないし

いつも完璧な仕上がりです。

そこと競う意味なんて

何もないと思うのです。

表現とはなにか、を

突き詰めなくてはならない

そういう世の中になっています。

悲しいときは悲しく?

・・・という話をした後、

学生さんに

「表情をつけるって

具体的にどうなることを

意味するんだと思いますか」

と聞いたら

「悲しいところは悲しい気持ちで

うれしいところはうれしい気持ちで

歌うということだと思います」

という答えが返ってきました。

うーん、こりゃ困った。

さてーどうしよう。

これは呼吸のレッスン以前の

問題だなあ。。。うーむ。

ご指導なさってらっしゃるみなさま、

前回もお伺いしたけど

もし、そう言われたら

どうなさいますか。

こういう根本的なことが

間違っちゃってるケースの時に

どうやって答えたらいいのか

時々わからなくなります。

でもがんばって続けます。

 小さなヒント

ご自分の表現のお仕事で

なにが一番わくわくしますか。

ブレイクスルー呼吸®で得られる、7つの幸せ

 

1・心、身体、思考の癖が取れるので、感じていることを、そのまま身体で表現できます。

2・頭で考えるのを手放すので、心身のリラックスが得られます。

3・自分の本当の思いに気づき、人とのコミュニケーションが、うまくいくようになります。

4・身体が整って気持ちよく声が出ます。

5・不安や恐れから抜け出して、自信と安心が自分の中にあることを確信できます。

6・他人からの根拠のない評価、詮索や攻撃に左右されなくなります。

7・新しい環境や人との中でも、自分のままでいられるようになります。

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