こんにちは。
表現者の方向けのお話が
続きましたが
違う角度からのお話も
しようと思います。
待ち合わせには遅れない
今はスマホを持っているのが
当たり前なので
待ち合わせの時間や場所を
かっちり決めないことも
多くなりました。
駅に着いたらラインして、とか
わかりやすい場所にいて、とか、
その場になったら決めよう、
というのが
普通のことになりました。
とはいえ、
そういう「アバウト」なことが
苦手な方も多いことでしょう。
私はどちらかというと
そのタイプで
「待ち合わせ時間すれすれに
待ち合わせ場所にすべりこみ!」
ということは
ほとんどなく、
なにもなければ
15分くらい前には
着けるようにしています。
これはもう性分なのと
すざまじい方向音痴なので
リスク回避のためです。
今はさっと立ち寄れる
カフェがあるので
待ち合わせ時間より
早めに着いて
近くにスタバなどのカフェを探して
一息入れてから
待ち合わせ場所に行くように
しています。
今回、お話するのは
いつもいつも
なにかに追われていると
悩んでいらした方のケースです。
いつものことですが
個人を特定できないように
必要なところは変えて
お話することにいたします。
自由に羽ばたく声が出ない
その方を仮にAさんとします。
Aさんは
司書のお仕事をしながら
図書館のイヴェントとして
読み聞かせ、朗読も
行っておられました。
特に専門的な発声の教育は
受けたことがなかったけれど
中学高校で演劇部だったので
ある程度、声には
自信があったそうです。
ところが
長いストーリーを読んだり
声色を作ったりすると
喉の疲れを覚えるようになりました。
特にマスクをしたまま
話をしなければならないせいか、
何を言っているか
聞こえづらいと言われて、
余計大きな声で
話さなければならず
声だけでなく、
肩や首コリが激しくなって
困っていたそうです。
Aさんは
ブレイクスルー呼吸®セラピーの
体験レッスンの後、
せっかくだからと
お友達を誘って
グループでのレッスンに
してくださいました。
グループレッスンは
Aさんが手配してくださった
区民センターで
行うことになったのですが
そこで初めて
Aさんの「きっちりした性格」を
目の当たりにしました。
たとえば、
15時から場所を借りているとすると
Aさんは14時50分には
その場所のドアのところで待機。
終了5分前にはお部屋を出て下さい、
とルールがあるので
Aさんとしては14時55分には
前の人に出てもらいたい、
そして自分たちは
15時きっかりに
お部屋に足を踏み入れるという
計算だったのです。
しかし、
その区民センターを
借りている他のグループの方も
そこをコントロールしている
職員の方も、ちょっとゆるくて
出るのが55分ではなくて
57分ぐらいになって
しまうこともあったり、
職員の方のチェックが遅れて
15時1分ぐらいに入室することも
あったりしたのです。
そういうとき、
Aさんの呼吸は
いつもと違うリズムで
いつもと違う速さで
いつもと違う広がりで
Aさんをぎゅうううっと
締め付けているのが
わかるのです。
ご自分では
「私、こういうのが許せないんですよ、
でももっと大らかにならないとね」
って笑いながら
おっしゃっていらしたのですが
身体はその言葉とは反対に
締まってしまって
全然緩んでいなかったのです。
ルールから外れることが許せない
という性格が
悪いのではなく
むしろ、正しいことを
しているのだから
Aさんの言い分は
間違っていません。
でも、残念ながら、
これでは
自由に羽ばたく声は生まれません。
Aさんは
アタマではわかっているけれど
身体は全然理解しようとして
いませんでした。
おそらく、心と身体が
近くなりすぎていたのだと
思うのです。
つづく。
小さなヒント
思うように事が運ばない時
どうやってそのいらだちを
表わしますか?
それとも我慢して外に出しませんか?

