『筋肉は裏切らない、ほんとに?②』

こんにちは。

表現者と筋トレについて

お話をしています。

目次

動かない、の意味が違う

表現者の方が

筋トレに熱を入れるのは

「身体を動かしているのは筋肉だから、

思うように動かすには、

筋肉を思うように動かせないとならない、

つまり、筋肉のトレーニングが必要」

枝葉末節の言葉使いを別にすれば

筋トレのメインの目的は

おそらく、ここにあるのだと思います。

確かにそうですよね、
動かしたくても動かない、

どうしたらいいんだろうと

日々悩んでいるわけで

もっと俊敏に、

もっとパワフルに、と、
それを支える肉体を欲しくなります。

そういう方向で考えていくと、

「声を出すための

声帯周りの筋肉を鍛える方法」とか

「指を速く動かすための

手指の筋肉を鍛える方法」ということに

なってしまうのも、
無理はないんだろうなあと思うのです。

けれど、誤解してはいけないのは

いろいろな器官に
機能不全を抱えていらしたり

うまく動かすことで生活を向上させようと

思っていらっしゃる方が
リハビリとしてなさることや

筋肉を鍛えることで精神的な充実を
感じたいと思うことと、

表現者が目指していることは
まったくちがうということなんです。

優れた道具と優れた使い手

表現者の身体の動きというのは、

単純に肉体を動かしているのでは

ありません。

極端なことを言えば、

何も動かない、じっとしている、

その中でうごめいている感情や描写が

呼吸となって

表現者を立たせている(存在している)のが、

表現の一番の根っこですよね。

大きな動きと

表現の大きさは関係ありません。

すべてを捨てて、

力なく身体を横たえることは、

わーわーと騒ぐよりも、

強烈な表現かもしれません。

もし、それが大きなキャパのホールで、

聞こえるか、聞こえないかの声を

出さなくてはならないのであれば(マイクがなければ)

そこで初めて、

そのために必要な筋肉の発揮となるわけです。

フル満タンに鍛えられた筋肉は

あくまでも手段のひとつであって、

スタートでもゴールでもありません。

そのトレーニングによって、

身体が動くようになるかもしれませんから、

それはそれでいいことですが、

それと表現とは別の問題です。

優れた道具があっても
それを使いこなせなくては意味がなく
また、使いこなせるからこそ、
道具も進化していくのです。

優れた道具が使い手を選ぶように

私たちは道具だけにフォーカスしても

意味がないのです。

表現は削ぎ落していくことである

うまく表現できないのは

筋肉を鍛えてないからだ、

という方向に思考がいくと、

とんでもないことになります。

ご自分の中から

湧いてくるものがないから

表現できないのに、

筋肉のせいにしてはダメなんです。

身体のせいだと決めつけては

ダメなんです。

さらに言えば、

練習が少ないから、ばかりでもありません。

練習が足りなければ、

もちろん行きたいところへ

行くことはできないです。

道を歩いて行かないと

たどり着けないからです。

でも、歩く方向が間違っていたら、

いつになっても

たどり着けないです。

歩くスピードや、

歩幅の問題ではないです。

これは指導する方たちにも

大きな責任があると思っています。

二言目には

「●●が弱いから」

「練習足りないから」と

生徒さんを放り投げている先生方、

多いです。

そう言われると

「練習足りないのか」

「もっと鍛えないとできないのか」という思考に

自然と陥ってしまうからです。

違うんです。
足りないんじゃなくて、
余計なものが邪魔しているんです。

表現はふわっとした不確かなものを
大量にかき集めることではありません。

真の部分に行き着くために、
余計なもの、無駄なものを
削ぎ落としていくのです。

では、筋肉ではなくて、
何を指標にしたらいいのか。

私はその働きを担う大きなものが、
皮膚にあるのではないかと思っています。

つづく。

 小さなヒント

今、一番できるようになりたいこと、

今、一番するべきこと

違いますか、一緒ですか。

ブレイクスルー呼吸®で得られる、7つの幸せ

 

1・心、身体、思考の癖が取れるので、感じていることを、そのまま身体で表現できます。

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