こんにちは。
わかりやすい、ことについての
お話最後です。
わかりにくいことが、種になる
いまさらなんですが
レッスンの目的って
究極的には
できないことをできるように
わからないことをわかるように
するためのものです。
でもそれは
なるべく短時間で
なるべく簡単に
なるべく手間をかけずに
行うものではありません。
ここのところが
ずれてしまうと
欲しいものは手に入らないです。
欲しいものが
すぐに消費されるようなものなら
別ですが
自分を形作るもの、
私であるということ、
私がここに存在している証
そういうものを求めたいのなら
長時間かけて
いろいろ苦労して
あれもこれも試してみて
それが自分の血肉になるという
シロモノだと思っていないと
ならないのです。
なかなかねえ、
本当に大変です。
楽しいことばっかりじゃ
ないからねえ。
悔しくて情けなくて
暗闇に膝を抱えるような気持になって
もがいても沼から出られなくて
なんでこんなことやってんだろう、
わからない、わかりませんよ、
もうやめたい、あーやめてやる
やめたらすっきりする、
はいはい、やめますよ、
もう二度とこんなところには
足を踏み入れるもんですか、
やめまーす、きっぱりやめまーす、
でも、やめられない、
やめたいのにやめられない
あーどうしよう、うううう、
って思う時期が
若い時は何年かに一度ぐらい
めぐってきたりします。
(歳を取ると減る。
年齢を重ねるっていいことね)
でもそれが
自分の表現を作る種なのだと
わかってくると
時々、「わかりやすさ」に
逃げそうになる自分を
よしよし、と撫でたくなるのです。
自分に必要なものを汲み取る力
たまたまこの前、
レッスンに来てくださっている
ヴァイオリニストの方が
「このごろやっと
呼吸が自分の身体にどんな感覚を
及ぼすか、わかるようになりました。
今までは、鈍かったのだと
改めて感じることができました」
と言ってくださいました。
鈍かっただなんて、
とんでもない、
実力、名声と共に
本当にすばらしい演奏家の方ですが
それでも
わかりやすさとは無縁にある
呼吸の世界を味わってくださり
その中から
ご自分に必要なものを
汲み取ることのできる
その力と才能に
感動したのでした。
だからこそ、
耳で聴こえる
目で見える
単にそれだけではなく
さまざまなものが溶け合った
美しい世界が香り立つのを
手に取るように感じられるように
ブレイクスルー呼吸®を
活用して下さったら
うれしいなと思っています。
小さなヒント
(解説は公式LINEにて)
誰かと
同じものを聴き、
同じものを見ているのに
なぜ、みなそれぞれ
得るものが違うのだと
思いますか。

