『自分に嘘をつく③』

こんにちは。

なぜ、レッスンに

カウンセリングを取り入れるようになったか

その発端となった、

歌うときに

硬く締まって自由の利かない声に

なってしまっていらしたAさんの

声のレッスンについてお話続けます。

目次

チェックリスト

Aさんの声、歌を聴いて

「声を出さないレッスンが必要だ」と

思った私は

声を出すときにAさんが考えているという

その項目を書き出していただきました。

Aさんは

「えー、たくさんあるんです。

お習いした先生に言われたことや

教わったこと、全部覚えてないし、

できてもないんですが

それでもいいですか」

と、おっしゃったので

毎回でなくてもいいので

歌おうとしたときに

Aさんがなにをしているか

なにを考えているかを

自分でわかること

認識していること

心がけていることを

書き出してください、

と、お願いしました。

すると

またまたびっくり。

すごい数の項目が並んだのです。

・高い声を出すときは●●

・立ち方は△△

・脚の向きは××

・息の吸い方は◆◆

・目の開け方は◎◎

・スタカートの時は○○

・歌詞の入れ方は・・・・

などなど、

これだけで「歌い方ブック」」が

できるんじゃないかと思うぐらいの

「やり方」が並びました。

Aさんに

「これ、一度に何個ぐらいできますか」

とお伺いすると

「うーん、せいぜい5個ぐらいかな。

全部ができるようになるといいんですけど

そういうわけにはいかなくて。

でも忘れるといけないので

楽譜に全部書き込んでます。

それで思い出す感じです」

と、おっしゃいました。

そうかーそうかーそうかー、と

またもや3回唱える私。

気持ちはわかるんだけど、

でもなあ。。。

今までの私を確認する

そこで、その項目一つずつを

一緒に確認することにしました。

たとえば

「軟口蓋を上げる」と

書いてあったので

軟口蓋は上がるものであって

上げるものではない、とか、

「あくびのような口の開け方をする」

と書いてあったので

あくびは息を大量に吸い込むための

身体の無意識かつ自発的な行動であって

歌うときに

ずっとその開け方をするのは

他の部分に緊張と負担がかかる、とか、

根拠と共に

なぜそれをしようとしたのかを

伺っていきました。

これは

今まで習ってきたことを

否定するのではなくて

先生から言われたことを

箇条書きにして

それを全クリアすることが

歌うこと、上手になることと

勘違いしていらしたことに

気づくための時間なのです。

表現をするために

いろいろなテクニックを身に着けるのは

大切で必要不可欠なことです。

それがなくても

いくら思いがあっても

届かないからです。

もう何年も前のことですが

試験の前に集中レッスンをという

ご希望でいらしたのですが

明らかに基礎的なものが

欠けているので

そこを埋めようとしたら

「上手に歌おうと思って

毎日、アドリア海の写真を見て

イメージしてます」

(そのアリアの舞台がアドリア海でした)

とおっしゃるので

あらららー、と

驚いたことがありましたが

インプットの工夫と

アウトプットの工夫の

両方がなくてはダメなのです。

けれど

そのインプットは

単に「先生から教わったことをクリアする」

のではないのです。

何も考えない声

Aさんと、

すべての項目をチェックしたら

2時間ちょっとかかりました。

Aさんはぐったり。

それはそうですよね。

なにをやらされているのか

わからなかったのかも

しれません。

全部の項目を書いた紙を

私の方に渡してもらって

(本当は破ってほしかったけど

その紙はAさんのアイデンティティなので)

「はい、なんにも考えないで

声を出してください」

と言って出してもらったら

今までとは全く違う声が出ました。

Aさんはその場で

固まりました。

つづく。

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(解説は公式LINEにて)

こどものころ、

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