『小学生の感想文レベル・・・』

こんにちは。

今回はここのところ

いろんな方から表現についての

お問い合わせなどが

重なりましたので

私なりの表現についての考えを

少しだけですが

お話します。

このブログを

読んでくださる方は、

たとえジャンルは違っても、

表現について

深い洞察をお持ちなので、

今回のお話は

私がグダグダ言うよりも、

読んでくださるみなさまに

委ねようと思います。

目次

伝える力?

そもそものきっかけは

ある俳優さんからのお話でした。

「一生懸命稽古して気持ちも高めて、

本番に臨むんですけど、

なんかうまく伝わってない気がするんです」

「自分でいうのは

恥ずかしいんですが、

感動してもらえないのは、

伝える力が弱いからだと思うんです」

と、おっしゃるので、

「誰に何を伝えるんですか」と

伺いました。

するとなぜかびっくりされて

「え?見てくださる方になんですけど、

何をっていうか、芝居の魅力?」

とのお返事でした。

そこで

「舞台の上での伝える力って

具体的になんですか」と

重ねて伺うと

「具体的、わからないー、

インパクトというか、

パワーというか、

オーラ?

・・・うーん、なんだろう」と

黙ってしまわれました。

みなさまなら、

なんとお答えになりますか。

表現者として

伝えるという概念があるとしたら、

それは何を指していらっしゃいますか。

また、伝える力という概念が

もし存在するとしたら、

具体的に何を指しますか。

ポンコツレッスン

違う方向から

考えてみましょうか。

指導者の方も多いと思いますので、

その方たちには

本当にわかりきったことだと

重々承知してはいるのですが

そうではない方も

いらっしゃるので

ありえないレッスンを

例として載せます。

ダメレッスンの例。
********

A子さんは

ヴァイオリン専攻の大学生です。

毎日、熱心に練習を重ねているのもあり、

演奏でのミスなど、ほぼ皆無、

さまざまなテクニックを身につけ、

アーティキュレーションも

工夫してレッスンに臨んでいます。

さて、ヴァイオリンの先生は

A子さんに向かって

こうおっしゃいました。

「間違いなく弾けてるけど、

ただそれだけなの。

気持ちがこもってないの。

つたわらないの。迫ってこない。

テクニックだけって感じがする。

この曲を演奏して、

どんな気持ちになった?

mollの曲なのよ、これ。

せめて悲しい感じとかないの?

感動しないのよね。」

**********

今はさすがに

こんな先生はいらっしゃらないと

思いますが、

昔はなんでもアリだったので、

この手の先生は

たくさんいらしたように思います。

言葉の言い回しは違いますが

こういう感覚で

小さい子供に教えたりする指導者は

もしかしたら

今でもいらっしゃるのかもしれません。。。

感想を伝えるのではない

表現は感想文ではないのです。

「私の思っていること」を

伝えることではありません。

「気持ちをこめること」では

ありません。

「mollだから悲しい」などの

くだらないレベルの話では

ありません。

「私はこの曲を弾いてみて、

楽しい気持ちになりました、

みなさんも楽しくなるように弾きまーす」と

いうことではないのです。

それじゃ、小学生の感想文です。

私は20代の若かった頃、

今よりもさらに愚かだったので、

表現に困難を覚えて、

どうしたらいいか悩んでいたとき、

参加したマスタークラスのレッスンで先生に

「あなたがこの曲をどう感じているかなんて、

どんな感情でいるかなんて、

どうでもいいことでしょう。

それがやりたいなら、

誰もいないところで

ひとりで歌いなさい」と指摘されて、

ああ、そうか!そうだよ!と

いきなり何かがブレイクスルーしたのを

覚えています。

そのマスタークラスからの

帰国の飛行機の中で

「行きの私と帰りの私は全然違う」と

興奮していたのでしたが

その年になるまで

何もわかっていなかったのだと

今になっては

恥ずかしい思いがします。

扉を開けられない

そして更に

いわずもながですが、

表現は自己顕示や

他人への受容要求や説得ではないので、

「私のやってることを認めてほしい」

「この感動をわかってほしい」

「私の世界に共感してほしい」

ということでも、

もちろんありません。

ここの部分がずれている限り、

わからない限り、苦悩は続きます。

なぜなら、

主軸がご自分ではなく、

他人だからです。

表現の主導権は私にあるのに、

それを他人に、

もしくは他の存在に

手渡しているからです。

表現は作品の内にあります。

その扉を開けて

取り出すことすらできないのに、

扉の中のものを勝手に自分で想像して

「こんなのがあるのよ」と

言いまわるのは表現ではないと

わかるところからがスタートです。

そういう私も

まだ完全には、できません。

いつになったら

自由自在にできるのか、

生きているうちに

できるのかすら、わかりません。

けれど、

いつかできることを願って、信じて

毎日を送っています。

そのための大いなる助けが

ブレイクスルー呼吸®なのです。

これなしに、

その扉に手をかけることは難しいのだと

身をもって発信しています。

 小さなヒント
(解説は公式LINEにて)

作品の解釈の違いって

何が違うんですか。

ブレイクスルー呼吸®で得られる、7つの幸せ

 

1・心、身体、思考の癖が取れるので、感じていることを、そのまま身体で表現できます。

2・頭で考えるのを手放すので、心身のリラックスが得られます。

3・自分の本当の思いに気づき、人とのコミュニケーションが、うまくいくようになります。

4・身体が整って気持ちよく声が出ます。

5・不安や恐れから抜け出して、自信と安心が自分の中にあることを確信できます。

6・他人からの根拠のない評価、詮索や攻撃に左右されなくなります。

7・新しい環境や人との中でも、自分のままでいられるようになります。

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