こんにちは。
リラックスについてのお話、
観客との関係性について
最後にお話しようと思います。
ライブ感
パフォーマンス時に
観客がいるか、いないかで
大きく違う点の一つは
観客からエネルギーを得て
パフォーマンスが変わる、
新しく創造できることだと
いうことは
みなさまがよくご存じのことと
思います。
以前も申し上げたように
未熟なうちは
習ってきたこと
学んできたことを
「吐き出す」だけで精一杯ですが
インプットとアウトプット
両方が同時に起こるのです。
それは表現者自身のうちに
起こることでもありますが
観客との間にも確かに存在し
それが生き生きとした「ライブ感」に
なるのです。
観客との間に
エネルギー交換を行うためには
柔軟でいなければなりません。
なぜなら、
私たちは生きていて
呼吸していて
動いているからです。
固定されていないものを
キャッチするためには
自由でいなければならないからです。
受け取り、差し出すということは
ただ、緩んでいるだけではダメです。
だからこそ
「集中したリラックス」が
必要なのです。
上手にやる、のではない
パフォーマンスは
「上手になにかをやってのける」ことが
目的ではなくて
作品の偉大さを
自分と、もしくは他の人と
味わい、共有することですから
それがたとえ
オーディションであっても
試験であっても
コンクールであっても
その場にいるのは
感動を共有する仲間ですから
同じ呼吸を共有することになります。
目をつぶって
なにがなんだかわからないうちに
えいやー!と
鉄砲撃って終わり、ではありません。
それでは
何も伝わらないし
何も生まれないのです。
呼吸を同じくするためには
ご自分の呼吸がわからなければ
観客の呼吸なんて
わかりっこありません。
いくら、緊張しないような
いろんな方法を身に着けたところで
観て下さる、聴いて下さる方々は
毎回違うのですから
ひとつのやり方で強行突破は無理です。
もしそれでやるとしたら
観客を無視する以外ないのです。
それでは、エネルギー交換なんて
行えないのです。
リラックス、は
「いつも自分一人でやってるように
本番でもやるため」
にあるのではありません。
本番でしか得ることのできない
そういうものが欲しくて
パフォーマンスするのであれば
リラックスということを
もう一度考え直していただけると
いいなあ、と思っています。
小さなヒント
(解説は公式LINEにて)
どんなお客さんが来てほしい、と
思っていますか。

