こんにちは。
今回は
「いつになったらできるようになりますか」
というフレーズを少し深掘りして
お届けしようと思います。
嘆きではなく
いつになったら
できるようになるのかなああああ、
あーもう嫌になっちゃうなあ、
・・・という嘆きは、
多くの方が味わっていらしたのでは
ないでしょうか。
こんなに頑張っているのに、
なんでいつまでたっても
できるようにならないんだろう、
うわあああん
と思うのは
ある意味正常なことで、
「あたしの成長曲線、y=x!
下手するともっと順調に
ぐんぐん伸びてくわ!」
なんていう方がいらしたら、
それは単なる思い違いです。
行きつ戻りつして、
螺旋状にいろんなことを得て行けば
良い方で、
下手すると、
以前はなんてことなくできたことが、
なんだかできなくなってしまった、
やり方わからなくなってしまった、
うわーん、あの頃に戻して、
になることさえあります。
ここの部分の脱出方法などについては、
レッスンでも良くお話していて、
ちょいとしつこくなるので、
今回は嘆きではなく、
「いつになったらできるようになりますか?」」
という質問に潜む落とし穴について
考えたいと思っています。
乗り換え案内とは違う
世の中が、
いろんな面でスピードアップしているせいか、
「すぐに!」「かんたんに!」「楽に!」
できることが一番の優先順位に
思えることが多くなってきました。
ですから、
簡単にできる方法を探すことの方に
意識が向くのは当然なのかもしれません。
そりゃそうなんです。
同じ結果を得られるのなら
早く簡単にできた方がいいわけです。
でも、同じ結果にならないのが
表現の世界なんですよね。
個人的にはこういうところが
気に入ってるんですが。。。
さて、以前にもお話しましたが、
この「いつになったらできるのか」の答えとして
早く、簡単に、楽に、のシンボライズというのでしょうか、
乗り換え案内のアプリで、
行き方と所要時間を割り出すのと同じ感覚で、
私はこうなりたい
→それにはどうやって、
→どのぐらいでできるようになるのかを
事前にわかっておかないと心配、という方に
ときどき遭遇します。
このやり方だと
このぐらいかかって
手間はこのぐらいということを
はっきりさせてほしいというわけです。
アプリに現在地と目的地を入れると
早い、安い、楽、などのいろんな方法が
一気に提示されます。
そんなに急がないけど、安いのは必須、とか
乗り換え何度もするのはしんどいから
時間がかかっても直行ルートで、とか、
ま、そこそこ全部いい感じで、とか、
好きなように選べるのですが
でも残念ながら、
乗り換え案内と同じようには
いかないんです。
せっかくなので電車で例えると
(すみません、東京の電車事情です)
品川に行くのに新宿から
山手線の内回りに乗ったら
どんな人でも品川に着くんですが、
表現の世界においては
山手線に本当に乗れたかどうかは
自分ではわからないんです。
山手線に乗ってるつもりが
総武線に乗っていて
新宿の次、お、代々木駅だ、
よしよしこのまま行けば
品川に着くぞーーと思っていたら、
あら?なんで私は今、
秋葉原にいるんでしょ?に
なることがどれだけ多いか。
新宿駅の同じホームの反対側に
乗っちゃったのか、と
その時気づいても
戻るのは大変なことになります。
大人になって、周りが見えてから
「あー最初から
〇〇しておけば・・・」と
悔やむケースですよね。。
もっと問題なのは、
新宿駅にいると思って
山手線に乗ろうとしたのだけど、
本当は東京駅にいたのをわかっておらず
そこから内回りに乗っても
全然品川に行き着かないという、
自分のいる場所が
全然わかっていないケースです。
目的地も間違っているケースは
たくさんあります。
JR在来線の品川と
京急の品川、
東海道新幹線の品川、
全然違うのに、
ぼやーっと「品川」を目指していても、
目的地にたどり着けません。
自分の立っている場所、
目指す目的地がわからないのに
「いつになったらできるようになるか」
を考えても意味がないのは
こういう理由からです。
そして、そう考えることが
意味がないだけではなく
落とし穴になっていることを
落ちてから気づくのです。
つづく。

