こんにちは。
かぼそい、弱々しい声になりたい、
庇護される存在になりたい、
とレッスンに来てくださった方の
お話をしています。
理想、希望、願望
どんな人でも
・こういう性格になりたい
・こういう顔立ちになりたい
・こういう思考の持ち主になりたい
・こういう環境にいたい
・こういう生き方をしたい
・・・と
「理想の●●」を
必ず持っています。
あの人いいなあ、などと、
他人を羨むのとは全く違う、
こうなりたい、という希望や願望です。
もちろん
「あーこうやって生まれてよかった。
どんなところも全部満足。
私はもうこれで完全、100%!
自分のことで後悔することも
自分を責めることも一切ありません!
私って素晴らしい、これ以上のものはないの。
はっぴーはっぴー。」
って思う方も、なかには
おられるのでしょうが
年齢を重ねていらっしゃるならともかく、
若いうちから、
このスタンスで生きていると
それはそれで大変な(周りも)
毎日かもしれません。
今の自分に満足しない大切さ
「今の自分に満足する」ことは
大切なことですし、
いつも、もっともっと、と
追い求めること、
飢え乾いていることは
大きな疲弊につながりますから
そうしないでおきましょうと
いろいろな偉い方が
おっしゃるのは
よく理解できます。
けれど、
こうなりたい、と
心に火を燃やすのはいけないと
私はけっして思いません。
表現者として
今の自分に満足せず
もっともっと、と
求めることをやめても
なんにも感じないのだとしたら
表現の世界から足を洗うタイミング
だからです。
「普通」ではないことだらけ
ただし、今回のお話で
触れているケースは
それとはちょっと違います。
もっと明るい声になりたい
もっと通る声になりたい
もっと豊かな声になりたい
「普通」なら
そうおっしゃる方がほとんどの中で
かぼそくて弱々しい声になりたい
なぜならそういう人に見られたいから
という願望を
もってらっしゃるのです。
おそらく、
「普通」のカウンセリングなら
どうしてそういうメンタルに至ったのか
どんなバックグラウンドがあるのか
そして最終的にどういうところに
導くべきなのか、
という手順で
クライアントの方と
セッションしていくのでしょう。
でも私は
いろいろ考えて
そういう道筋を通らないことにしました。
「普通」なら
わざわざ、私のところへ
声を変えたいと相談しに来ないはずです。
自分を変えたい
変わりたい、
それには声を変えないとダメなんだ
と、気づいて下さった
その方の思考と行動に
敬意と驚きを抱いたことが
一番大きかったのです。
「普通」なら
そんなこと、気づけないからです。
この「普通」ではないことだらけの
レッスンを始めるのには
とても勇気がいりました。
つづく。
小さなヒント
(解説は公式LINEにて)
「普通の人」でいたいですか。
それとも「変わった人」でいたいですか。

