こんにちは。
他人のパフォーマンスを
日頃、どのようなマインドで
観ているか、聴いているか
というお話をしているところです。
レベルが下がる行動
勝手に審査員、と言いましたが
純粋にパフォーマンスを
受け入れるのではなく
「●●ができていない」
「△△が足りない」
「もっとこうすべきだったのに」
「なぜこうなってしまうんだろう」
など、
いちいち、チェックをしながら
流れ来る音や動きに向かって
球を打ち込んでいるような方が
意外と多いように思います。
このとき、身体に
何が起こっているかと言うと
目の前の見ている、聴いている人の
パフォーマンスを
自分の身体に落とし込む作業を
行っていることになるのです。
そして
その感覚を味わう
つまり脳にフィードバック
することになります。
そして、その作業は
自分にとって好ましくない質の
パフォーマンスなので
心はストレスを感じることになります。
つまり、
せっかくいいものに向かって
毎日精進しているにもかかわらず
「ケチ」をつける作業をすることで
そのレベルの体感が身体に残ってしまい
ご自分のパフォーマンスのレベルを
下げることになるのです。
すごくもったいない話なんです。
人のことを批判してはいけない、とか
偉そうに上から目線をするのはよくないとか
そういう道徳倫理的な問題ではなくて
シンプルに
パフォーマンスレベルが下がる、
そういうことになるんです。
反対に
いいものを見たり聞いたりすると
そのあと、
ご自分のパフォーマンスレベルが
すごく上がるのを実感したご経験を
お持ちの方も多いと思います。
良くないものから逃げる
とはいえ、
わかっていても
同業の人たちの
パフォーマンスに触れる機会は
多いし、
そのたびに
いろいろ思うのは仕方がないこと。
ではそういうときには
どうしたらいいでしょうか。
いくつか答えがあるかと
思いますが
私の答えは
「そこから逃げる」
です。
あちゃちゃ、と思ったら
さりげなく退出です。
失礼には当たりません。
なんだなんだ、と内心思いながら
ずっとそこにいる方が失礼なので。
認められたいという呼吸
私を含めて、ですが
こうやって他人のパフォーマンスを
いろいろチェックしたり
パフォーマンスをする前に
すごく緊張したりというのは
実は「他人からの評価が気になる」
「他人から認められたい」
「他人から評価されたい」
タイプの方が多いのです。
他人から認められたい、と
強く思っている方の呼吸は
一種独特なリズムがあります。
他人からの評価をもらうのが
いけないのではありません。
けれど
そういう呼吸は
ご自分の表現を阻害します。
なぜなら、
内なるものに向かうよりも
外へ向かう方のみが強くなって
コミュニケーションが取れず
バランスを崩すからです。
つづく。
小さなヒント
鏡を見ながら
演奏したり、演技したりできますか。

