こんにちは。
本番前に
テンションを上げることについて
お話しています。
プロの世界とは
前回、本番前に気合いを上げると
勢いだけになってしまう
ということに触れました。
勢いでパフォーマンスをすること、
何が悪いんだ、
その方がエナジーが生まれる
説得力がある、伝わる、
という方も
いらっしゃることでしょう。
準備はすべて整っている、
やるだけのことはやった、
あとは気合いだ、気持ちだ、
そういう考え方もあるのでしょう。
それを否定するつもりはありません。
そういうことが必要なことも
あるのだと思います。
でも、なぜ準備が万全なのに
そこに気合いを足さないと
完成しないのでしょうか。
そして一番大事なこと。
プロの表現者として、
勢いを見せるのが
気合いを見せるのが
仕事なのでしょうか。
究極の集中の向こうにある、
深くて豊かな世界を
表現することを
目論むのなら、
「がんばるぞー」
「おー」
の道を通った先には、
その世界はないと思うのです。
それこそが
プロの表現者の世界だと
私は思っています。
世界に良し悪しはありません。
その方が何を求めているかです。
ただ、求めている世界と、
自分の成した結果が違ったとき、
「ま、いいわ、そこそこできたから」と
ならないのです。
それなりに落ち込むし、
どうしてこうなってしまったんだろうと
もがき苦しむのです。
緩むことの大切さ
だからこそ、
テンションをあげていこう、が
落とし穴にならないように、
緩むことが絶対不可欠なのです。
固く締まった身体は
自由が利きません。
表現は
自由な身体と
自由な心から生まれます。
テンションをあげる、
という言葉に惑わされない
静かだけどエネルギッシュな表現を
追求していきたいと
思っています。
小さなヒント
うまく行かなかった本番、
なにが一番悔しいですか。

