こんにちは。
あなたが悲しんでてもねえ
前回のイメトレのお話で
注意するべきことがあるので
ちょいと追伸。
イメトレの中の人や風景が
(モノ、にも呼吸ありますからね)
どんな呼吸をしているか、を
見定める、
はい、それでいいのですが
実際に表現としてそのまま
表わすのではないこと、
おわかりですよね。
(「息も絶え絶え」を演じるのに、
本当に息も絶え絶えだと、聞こえません)
時々、
「悲しいこと」を
そのまんま「悲しそうに」
歌ったり演じたりする人が
いらっしゃるんですけれど
それは違います。
悲しい思いを
表わそうとして
「悲しいんです、ううう(泣く)」
となるのは、少なくとも
【芸術としての表現】ではないのです。
プロとアマの表現の方向の違い
表現とは、
それを見た、聴いた、読んだ人が
感じるもの。
つまり、
受け取り手に感じさせるのが
表現であって、
表現者の解釈を
押し付けることではありません。
思い入れたっぷりに
いろんなこと舞台でやってる人、
たくさんいるんですが
それは単なる自己満足ですよね。
本人は気持ちいいけど
聴いてるほう、観てる方は
気持ちよくないです。
アマチュアはそれでもいいんです。
だって自分のためにやってるんだから。
でも、プロの表現者は
その方向とは違うところを
目指さないとなりません。
厳しいことを書きました。
でも本音です。
イメトレって本番前に
「うまく行ってるところを想像する」
というのではなく
日頃の練習の時に
「この曲は、この脚本は、このセリフは
何を私に表現させようとしているのか」
を考えるものなのです。
だからこそ、
小手先でイージーなテクニックを
身につけるのではなく
表現を導く呼吸のメソッドが
必要になるのだと私は思っています。
小さなヒント
なにかのイメージを
言葉を使わず、音だけで
相手に伝えようとしてみましょう。
あなたから生まれる音は
どんな音ですか。

