こんにちは。
緩みと脱力は違う、のお話です。
「全身が脱力」していらした方が
ご自分でなぜそうなったのかを
気づいてくださった瞬間のレッスン後の
やり取りです。
私の今までを返して
【私からAさんへ】
今日のフィードバックです。
(途中省略)
今日はみぞおちのワークで
20分間ほど、
じっと動かずにいらっしゃいましたね。
大きな気づきがおありだったでしょうか。
なにか必要なことがあれば
どうぞご遠慮なくおっしゃってください。
【Aさんから私へ】
今日も深い時間をありがとうございました。
みぞおちのワークで
今まで音楽に対して
特に歌うことに対して
自分が見ないようにしてきたことが
少しずつあらわになって行くのを
感じたのでした。
それは吐く息と吸う息のバランスが
いびつだということに
気づけたからなのです。
息が身体全体に入ろうとするのに
ある場所にしか入れてはいけない、という
変なこだわりがあるのを感じました。
そして吐くときに、
上に向けて吐かないといけないという意識が
すごく強いのもわかりました。
声の響きが落ちるから息のスピードを上げて
上向きに流しなさいと
今までの先生に教わってきましたし、
胸に息を入れるのではなく、
横隔膜を下げるように息を入れろと
言われてきたのです。
高校時代からすでに30年近く
そのようにしてきたので
普通の呼吸がもはやできないことも
わかりました。
そして、それが私は嫌だったのだと。
やりたくなかったのだと。
でもやらないといい歌が歌えない、
そうしないといい声にならない、
それが声楽の基本なんだから、と
ずっと無意識に思ってきたのだと思います。
でも、それを取り払ったときの声が
自分の声なのにとても美しくて
それが悔しくて悲しくて
今までの努力はなんだったのか、
今までレッスンに費やしたお金と時間と
そして心を返してくれ、と思いながら
みぞおちのワークを続けていたのでした。
もう嫌だと誰に言いたかったのか
美佳さんに
「発声時に上向きに息を流してますか」と
聞いたら
「ん~、昔はそうやってましたけど、
今はしてません、えへへへ」
と答えられて、その空気がとっても良くて
「私、そういうの、もう嫌なんです」って
言ったあと、
本当にそれを言いたい人は誰かな、
って思っちゃいました。
私を縛っていたものが
なんとなく見えてきました。
おもしろい。
美佳さんが
「次回はもう少し先のことをやります」
って言ってくださったので、
楽しみです。
というか、
そのうち歌のレッスンも
続けてやりたいです。
よろしくお願いいたします。
つづく。
小さなヒント
●●したい、って全く遠慮せずに
すべてを言える人、何人いますか。

