こんにちは。
前回は「原因を探す」のではなくて
条件や流れにフォーカスすること、
そしてそれはひとりでは難しいことを
お話しました。
自分を自分で追い詰めない
原因、条件、流れを
簡単に表すと
原因がわりと一点に集中していること
条件は点ではなくて面であること
流れはその名の通り、時間軸があって
線とか帯とかを考えていただけると
わかりやすいのかなあ、と思います。
うまくいかないと
どうしてもその理由を突き詰めて
いってしまって
狭まってしまう、点になってしまいます。
いえ、点になるぐらい
絞り込まないといけないのではないか
ぐらいの気持ちでいらっしゃる方も
多いのです。
でも、たとえば
「リハではうまくいったのに
本番では身体が震えてしまって
思うようにできなかった」ことを
「本番で震えないように
もっと練習を積んで動じないようにしないと」
とか
「本番で震えないように
精神統一するエクササイズをしないと」
のように
ある意味短絡的な考えで
解決を見出すと
自分を苦しめるだけになります。
ある出来事が起こりやすくなる背景には
さまざまな複数の条件が重なっており、
また、物事は瞬間的に勃発するのではなくて
なにかの積み重なり、連続の一部として
表れるに過ぎないのです。
うまくいっているときに
「いい流れ」という言い方をしますが
その流れは糸口としてなにかが
きっかけになっているのですが
そのきっかけだけで
すべてが決まるわけでは
ないですよね。
呼吸だけではなく
姿勢や睡眠、表や裏の人間関係
どのような状況、環境がいいのか、
「うまくいくための土壌」を
意識的に育てることと
一回限り、瞬発的な
成功や失敗に
一喜一憂するのではなくて
もう少し長期的なパターンや
リズムの中でそれらを認識し直すこと
書くと当たり前のようですが
実際に行うとすると
とても難しいことなのです。
なぜなら、
自己を観察するとともに
他者からの視点がないと
できないからなのです。
他者からの視点、といっても
必ずしもわかる人ばかりではないし、
自己開示できる人ばかりでは
ないと思います。
ではどうしたらいいのか。
それが呼吸です。
呼吸と身体の動きでバレる
条件や流れは、
言葉や思考では捉えにくくても、
身体や呼吸に必ずサインとして
表れます。
たとえば、緊張していると
吸気と呼気のバランスが崩れるので
息が浅くなります。
その時に「深呼吸しよう」と
思っても、バランスが変わらない限り
呼吸のリズムは変わりません。
横隔膜が固くなっていれば
下がりませんから
呼吸が浅くなります。
呼吸と、それを生む身体や心の動きを
何が起こっているのか
何をしたらいい方向に行くのかの
大きなヒントとして
読み解けることができれば
条件、流れを構築しなおすことが
できるのです。
また、そうやって
突きつけられている問題を
違う方向から
他人の視点でとらえ直してもらうと
自分では気づけなかったことも
容易に手に入るのです。
どんな呼吸が
どんな身体の動きが
その人の内部を物語っているかを
呼吸レッスンでわかるようになると
ひとつのことに固執しなくなり
俯瞰的に物事を捉えられるようにも
なります。
スランプ脱出には
一番大切なことだと
思っています。
あともう少し続けます。
つづく。
小さなヒント
(解説は公式LINEにて)
他人から見ると
私ってどう見えるだろうと考えると
わくわくしますか、
それとも、心配になりますか。

