こんにちは。
先日、たまたまテレビをつけたら
ジャニーズのアイドルグループ
SixTONESの田中樹さんが
「2時間でドラムを叩けるようになる」
という番組をやっていました。
スティックも握ったことない、
楽譜も読めない、
そんな彼が
2時間後にビートルズの曲を
ドラムで演奏に参加する、という
内容でした。
正確に言うと
「2時間でドラムを叩けるようになる」
ではなくて
「2時間でリズムを叩けるようになる」
でしたが。
リズムを叩けるのと
ドラムを叩けるのとは
意味が違いますが
それだって、たいしたもんだと
思います。
きっとダンスをやっているから
リズム系の勘が良いのでしょうね。
右手と左手と足で
違うことやるの、
そりゃ大変ですよね。
なぜ大変か。
彼が大人だからです。
もし、子供だったら簡単なのです。
子供にはできて大人にはできないリズム打ち
小さい子供のソルフェージュや
リトミックを教えてらっしゃる先生なら
お分かりだと思いますが
子供にこの手のことをやらせると
あっという間にできるのです。
先生が叩くリズムを
一小節遅れで真似して叩く、
みたいなのは
大人は「ああああああーーー」になるけど
子供は笑いながら、こなします。
右手2つ打ち、左手3つ打ち、
みたいなのは慣れているから
大人でも平気で叩けるけど
右手6つ打ち、左手7つ打ち、
と急に言われたら固まりますよね。
(そんな曲、あるかーい!と
文句を言ったりする。
←訂正。ショパンのノクターン、
この手の曲てんこ盛りだね)
でも、子供は10分ぐらいで
やってのけます。
私がパイプオルガンを習い始めたのは
十分すぎるほど大人になってからだったので
右手と足鍵盤は違うメロディー弾くことができても、
左手と足鍵盤は
途中からシンクロしちゃうのです。
学生のころからやっていた人たちは
なんてことなくできるんですよね、
これが。
ひいひい言いながら練習しましたが
本当に苦労しました。
無意識に動く身体
こういう神経系の回路を
開発しないとならないものを
大人になってから手掛けるには
時間がかかります。
それと同時に
小さいころから回路を作ってきたものは
身についているので
無意識にできてしまうことになります。
表現の仕事をしている私たちは
小さいころから(若いころから)
コツコツと練習を重ね
できないことをできるようになるまで
手を変え品を変え、励んできました。
そのかいあって
なにも考えなくても
手が動く、足が動く、身体が動く、
そういう状態になってきたのだと
思います。
それは本当に素晴らしいことなのですが
実はそこに落とし穴があります。
小さなヒント
楽器をなさる方向け。
軍手を2枚はめて演奏してみてください。
何が一番困りますか。
それとも全く困りませんか。

