こんにちは。
「息を吐けない」と言ってくださった方の
お話、最後です。
ここじゃ息を吐きたくない
いろいろな方向で
お話してきましたが
改めて「息が吐けない」というところに
戻ろうと思います。
息が吐けない、
ということは、
身体が息を吐きたくない、と
思っているということです。
人間は呼吸して生きているので、
本来はどうやったって、
呼吸したいんです。
生きたいんですよね。
森林浴という言葉がありますが、
気持ちのよい空気のところでは、
知らず知らずのうちに
大きく呼吸をしますよね。
その気持ち良さを
身体に取り入れたい、
澄んだ空気を取り込みたい、と
思うからです。
そのような特別な場所でなくても、
身体や心が心地いいところでは
呼吸がしやすくなりますし、
身体や心が心地よくない、と
感じているところでは、
呼吸がしにくくなります。
息苦しい、息が詰まりそう、
という言い方もありますよね。
その場が安心できない、
開放的になれない環境、場所だけでなく、
人間関係や思考も関係しています。
毎日の暮らしの中で、
そのような状況が
続いていることを示すのが、
「息を吐けない」ということです。
ご自分が受け入れられないところ
ご自分を受け入れてもらえないところでは
呼吸できないからです。
力んでしまう原因でもある
これは
パフォーマンスで力んでしまって、
リラックスした状態で表現できない、と
いうことにもつながっています。
身体の使い方が悪いのかな、
もっと鍛えないといけないのかな、と
悩む方も多いようですけれど、
ご自分の外に
原因があることに気づくと、
ずいぶんと楽になりますし、
対処の仕方も変わってきますよね。
まずは呼吸ができているか、なので
もっといえば、
息を吐く、吸うが、円滑にいかないのに、
小手先のテクニックをつけても
意味がないというのは、
こういうことが理由なのです。
だからこそ、
なぜ、呼吸ができないのか、
なにがその方の呼吸をブロックしているのか、
なにがあれば、
もしくはなにがなければ、
呼吸できるのかを
見つけていくのが
呼吸のレッスンです。
生き生きと息をする
息が吐けない、と
お話しくださった方は
「えー、別にストレスもないですし
そうそう不満があるわけでも
ないんですよね、普通に生活してますし」
と、いぶかしそうに
首をひねっていらしたのですが
「レッスン受けると
すっきりしてよく眠れるので
とりあえず通ってみまーす」と
続けてくださることになりました。
そして1年が過ぎるころ
最近、息は吐けてますか、と
お伺いしたら
「あ!言われてみたら吐けてます。
気付かなかった、すみませーん」
とのこと。
そそそそそうでしたか、
それはよかったです、
よかったんですけど、
なにかきっかけありましたか。
びっくりしていると
「私、本当にやりたいことがあったんですけど
忘れたふりをしていて、
見ないようにしてたんです、
それをレッスンの帰りに急に
やっぱりやろう、やらないと、って
思えた時があったんです」
なるほど。
「でも家に帰ると
やっぱりそんなこと言っても、って思い
また、レッスンに来ると
やらなくちゃ、って思って、
その繰り返しのうちになんだか
いつのまにか整理が出来てて」
そうでしたか。
それで、やりたいことは
なさったんですか。
「正確に言うと、それ自体とは
ちょっと違うんですけど
でも心が自由になることを
今できてる感じがします」
よかったなあ。。。
忘れたふりしていても
見ないようにしていても
本当にやりたいことは
なくならないし、消えません。
生き生きと
息をできる場で
身体と心がやりたいことを
しているときの呼吸を
味わっていただきたい、
そのためのブレイクスルー呼吸®であり、
その中から生まれる表現を
分かち合えるような場が
あってほしいと
願っています。
小さなヒント
(解説は公式LINEにて)
息詰まるような瞬間、のあと
なぜ、息を吸うのではなく
息を吐くのだと思いますか。

