『自分に嘘をつく⑥』

こんにちは。

呼吸のレッスンに

カウンセリングを

取り入れるようになった理由を

お話するために

声について問題を抱えていた方が

呼吸のレッスンではなく

声のレッスンのみを受けたいと希望なさり

初めての声のレッスンで

思いがけず気持ちよく声が出て

その「謎」を知りたい、

もっと上手になりたい、

そのためには

呼吸のレッスンを受ける必要があると

感じて下さって

呼吸のレッスンに来て下さったAさんに

ついて綴っています。

その中で「自分に嘘をつく」ということが

必要なのだ、というところまで

きました。

・・・長いね、説明が。

目次

思いをぶちまける?

自分に嘘をつく、というと、

は??と思う方が

多いかもしれません。

そりゃそうです。

世の中は

「自分の声を聞く」とか、

「本当の自分に出会う」というフレーズで

溢れかえっていて、

自分に嘘つくなんて

とんでもないと

思われるのでしょう。

だいたい、嘘をつくってこと自体

ネガティヴですもんね。

一方で

「あーはいはい、なるほどね」

「そういうことか」と

思われる方も

これまた多くいらっしゃるでしょう。

おそらく、

表現のお仕事をしてらっしゃる方は

こちらの割合が多いと思います。

そもそも、表現とは

「自分の気持ちを丸出しにする」ことでは

ありません。

それは単なる自己顕示であって、

作品への理解もリスペクトもなく、

ただ、感情をぶちまけることにしか

ならないのです。

感情のままに、

わーわー叫んだり泣いたりする人を見ると、

自分が満たされていない時は

心が煽られるけれど、

でもそれは

幸せからは

遠いもののように思います。

気持ちを出して、とか、

なんでもいいからぶつけてみて、とか、

もっと情熱的に、とか、

吐き出すだけのパフォーマンスは

暴力的ですら、あります。

未熟な指導者や演出家、監督が

このようなことを口にしがちですが

とても残念だし

そのような雑なパフォーマンスの

ヴァイオレンスさに心を動かされるのは

さらに残念に思っています。

表層と深層

私たちの身体や心は

一層だけではなく

見えるところと奥にあるところ、と、

相反したものが

重なってできているのように思っています。

筋肉にアウターマッスル(表層筋)と

インナーマッスル(深層筋)があるように、

心にも感情や気持ちと真理、

思考にも知識と智恵、のように。

ですから、

「気持ちをこめて演奏」しようとすると、

気持ちに関連している、

表層チームの表層筋が活躍してしまって、

力んだり、身体が絞まってしまうのです。

知識でこれとこれをクリアしないと、と考えて

パフォーマンスするとうまくいかないのも

これと同じ理論です。

「気持ちを込めて演奏」してはいけないと

「アタマで自分をコントロール」してはいけないと

その方向に私自身の表現はないと

みなわかっていても

どうしたらいいかわからず

その状態のままに

なんとかそこのレベルから脱却したいと

もがいている方はたくさんおられます。

私たちが表現したいのは、

表現するべきものは

私たちの個々の気持ちではなく、

作品です。

作品の中にある真理を表したいのです。

その真理と

自分のなかにある真理が響きあうから

感動するのであって

単に「間違いなく演奏できる」

「淀みなく台詞を言える」

「他の人にはできないことができる」ことで

感動するわけではありません。

感動させようと

目論んだパフォーマンスは

浅薄で表面的、内側まで届かないので、

感動しないのです。

私が思っている私は私じゃない

けれど

そうわかっていても

完全にそのレベルに達することは

とても難しいです。

100年に一度、ぐらいの

素晴らしい芸術家、

表現者なら、

できるかもしれませんが

私たちは

もがいて、もがいて

なんとかそこの高みに行きたいと

日々願っています。

そのためには

「これが私」と

思っている思い込みや概念から

いったん離れるためにも

「今、私が私と思っている私は

本当の私ではないのだ」

ということに気づき

内なる自分にアプローチしなくては

なりません。

それはあたかも

自分に嘘をつくことと

同じところに

置かれることになるのです。

つづく。

 小さなヒント
(解説は公式LINEにて)

初めて食べるお饅頭、

外からは

中に何が入っているかわかりません。

一度にガブっとかじってみますか。

それとも少しずつ食べ進めますか。

ブレイクスルー呼吸®で得られる、7つの幸せ

 

1・心、身体、思考の癖が取れるので、感じていることを、そのまま身体で表現できます。

2・頭で考えるのを手放すので、心身のリラックスが得られます。

3・自分の本当の思いに気づき、人とのコミュニケーションが、うまくいくようになります。

4・身体が整って気持ちよく声が出ます。

5・不安や恐れから抜け出して、自信と安心が自分の中にあることを確信できます。

6・他人からの根拠のない評価、詮索や攻撃に左右されなくなります。

7・新しい環境や人との中でも、自分のままでいられるようになります。

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