こんにちは。
まずは言い訳です
このブログを読んでくださる方、
プロの表現者の方と
そうではない方、
どのぐらいのバランスなのかな、と
時々、考えます。
「ビジネスのため」のブログなら
きちんと分析するのが
必須なんでしょうが
このブログは
単に私が考えていること
伝えたいことを
たらたら書いているだけなので
読んでくださる方の
疑問や不安や迷いには
的確に刺さっていないかもしれません。
けれど
おそらくこれからも
こんな感じで、ふわふわと
続けていこうと思っています。
・・・・という言い訳は
置いておいて。
うまくなりたいって?
ここのところ特に
感じていること。
「うまくなりたい」って
どういうことなのかな、です。
どんな表現分野においても
一生懸命に技を磨くのは
ひとえに「うまくなりたい」
からですよね。
そりゃそうなんです。
そのために
血と汗と涙でがんばってるんです。
大袈裟じゃないのよ。
本当にどれだけの涙を流してきたことか。
ちょろっとかじって、
「うまくいかないわね」
ぐらいなら、
悩みなんてないんですよ。
これね、
プロもアマチュアも関係ないと
思ってるんです。
プロは自分の人生かかってますから
そりゃもうすざまじい集中力と執念で
うまくなりたいんですが
プロじゃなくたって
自分のやりたいことを一生懸命
やってるんだから、一緒です。
ただ、人によって
「うまくなりたい」の意味が
バラバラだということに
すごくひっかるように
なりました。
それはある学生さんの
レッスンの時に発覚した、
どこかで集めてきた情報が
発端でした。
ネットの嘘情報を信じてしまう
ある声楽科の学生さんが
「なかなかスランプから抜け出せない」
ということで
呼吸のレッスンに
いらっしゃいました。
彼女は普通の呼吸ワークの時は
特に変わったことがないのに
声を使った呼吸ワークの時に
なぜか喉まわりを
ぎゅっと締めるのです。
「歌うとき、音程が不安定になりませんか?」と
お伺いしたら、
そうなんです、
いくらやってもダメなんです、
ついでに、
ヴァイオリンも趣味でやるんですけれど
フレーズが固くなるんです、
ということだったので
歌のレッスンをしてみたら
見たこともない呼吸の仕方をしていて
腰を抜かしそうになりました。
いったい
何が起こってるんだろう、
何をしているんだろう、と
よくよくお話聞いたら
あるブログに
「●●●・・・(ここでは書きません)」
と書いてあったので
やってみました、とのこと。
どうしてそんなことを信じるんだろう
どうして鵜吞みにするんだろう
どうして論文や資料を調べないんだろう
どうしてきちんとした先生に確認しないんだろう
どうしてどうしてどうしてどうして!!
今までがんばって勉強してきた
その大切なものに対して
いい加減な情報を取り入れるなんて
その是非もわからないなんて
どういうことなの、という怒りの方が
強かったかもしれません。
うまくなりたいなら、してはいけないこと
愕然としている私に向かって
その学生さんは
「うーん、ネットの情報は
100%信用してはいけないと
わかっているんですが
うまくなりたいから、必死で。。。」
おっしゃったんです。
そうか。
必死なんだよね。
うまくなりたいんだよね。
だから藁をもつかむ、だよね。
「そうなんです、
スランプから抜け出したいので
余計、焦ってしまって」と。
今は情報が溢れているから
疑問があるときには
すぐに解決法が手に入ります。
(手に入るように見えます)
でも、それが正しいかどうかを
判断できるのは
その道の専門家だけなんです。
疑問を持っているというレベルなら
そもそも、それが解決法かどうかは
わからないから、
厄介なことなんですよね。
でも、だからこそ
「うまくなりたい」なら
本物を探すための
コツコツとした努力と
地道な勉強が必要なのであって
本当か嘘かわからない情報を
かき集めてなんとかしようとする時点で
うまくなることからは
遠ざかっているのだと
言わざるを得ないのです。
学生さんには
ちょっと厳しい意見かもしれません。
でも、本当のことなんです。
本物を目指すなら、
その真偽を見抜く目も
養わなくてはならないんです。
その学生さんのスランプには
この「うまくなりたい」の言葉の裏に
隠れているものがわからないと
前に進めないと思った私は
呼吸ワークを続けつつ
カウンセリングも同時に
行っていきました。
すると、またまた
驚くべきことが
浮かび上がってきたのでした。
小さなヒント
舞台でパフォーマンスしている
ご自分を想像すると
どんな気持ちになりますか。

