『自分に嘘をつく④』

こんにちは。

前回は

声に問題を抱えていた方が

歌うときに「やるべきこと」を

チェックするのではなく

何も考えずに歌ったら

今までにない声が出て

驚いて固まってしまった、

というところまでお話しました。

目次

やってきたことは間違っていない

Aさんは

「どうしてこんな声が出たんでしょう」

と、狐につままれた顔で

「すみません、

もう1回歌っていいですか」

と確認して声を出し

「ええー、なんでなんだろう」

「すごーく楽です」

「声がするする流れていく感じです」

「どこにも力が入ってないです」

と、興奮してお話になったあと

「あのおお、今までのは

間違っていたんでしょうか」

と、困ったような顔で

質問してこられました。

間違っていたのではないのです。

正直に言うと

間違っていたものも

もちろんあったのです。

先生が間違っていたのか

それとも

捉え方が間違っていたのか

わかりませんが、

その方法ではうまく歌えない、

という点はいくつかありました。

けれど、

ほとんどのことは

間違っていなかったのです。

ではなぜ

うまくいかなかったのでしょうか。

がんばればできる、わけではない

Aさんは技術を身に着けるために

たくさんの勉強をしてこられました。

広い知識もお持ちで

経験も多く積んでいらっしゃいました。

そこのレベルに至るまでに

たくさんの時間がかかったことでしょうし

時間だけでなく

お金もたくさん投資し

そしてなによりも

心を砕いて来られたと思います。

なんとかして

うまくなりたい、

思うように歌えるようになりたい

思うがままに話せるようになりたい

そう思って

勉強してきたことを

アタマに叩き込んで

丁寧にチェックしつつ

それを具現化するべく

練習に励んで

頑張ってこられたのだと思います。

けれど

心と身体がつながるパフォーマンスは

そのがんばりの先に

あるわけではありません。

むしろ

そことは違う次元にあるのです。

残酷なように聞こえるでしょうか、

しかし本当のことです。

練習を重ねて

勉強の成果を発揮することと

その人そのものの表現とは

異なります。

むしろ

チェックリストを潰していくような

がんじがらめのパフォーマンスは

その人を封じることになります。

練習をたくさんすることは

当然のことですが

けっして「がんばればできる」わけでは

ないことを理解しなくては

ならないのです。

そう説明すると

Aさんはすごく悲しそうに

「なんのために

頑張ってきたのかなあ、って

思っちゃいました。

一生懸命考えて歌うと歌えなくて

何にも考えなかったら

こんなに声が楽にぼんぼん出て

どういうことなんでしょう」

と、おっしゃったのです。

身に着いたものだけで歌う

そこで、

「いえ、何にも考えないと歌える

というわけではないのです。

今まで勉強してこられた中で

身に着いているものだけで

歌うということなんです」

と、お話しました。

ここの部分は

呼吸のレッスンを受けている方には

すぐにわかっていただけるのですが

そうでないと

???となるので

どうしようかなと思いつつ

お話すると

すごく勘のいい方で

「たぶん、声のレッスンだけでは

わからないことだと思うので

呼吸のレッスンも追加で

受けることにします」

と言ってくださいました。

すごくほっとしました。

つづく。

 小さなヒント
(解説は公式LINEにて)

努力は裏切らない。

練習は裏切らない。

ではうまくいかない場合は

練習や努力が足りなかったのですか。

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5・不安や恐れから抜け出して、自信と安心が自分の中にあることを確信できます。

6・他人からの根拠のない評価、詮索や攻撃に左右されなくなります。

7・新しい環境や人との中でも、自分のままでいられるようになります。

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