こんにちは。
今回は
「表現したいこと」と
「わかってほしいこと」とは
全く違うという点について
お話をしようと思います。
たとえ受け入れられなくても
こうやって書くと
「いや、それは違うでしょ」と
みなさん、おっしゃいます。
わかってもらうために
演奏してるんじゃない、
演じているんじゃない、
自分の目指したいものを
追求しているんです。
そうやって反論されます。
でも本当にそうなのかなあ。
受け入れてもらえなくても
自分の目指すものを貫けますか。
がんばれば、なんとかなるわけではない
今までもお話した通り
表現芸術は
ただの感情の発露ではなく
他者とのコミュニケーションなので
自分の中にあるものを伝えたい
そして分かり合いたい。
分かり合い、混ざり合い、
その中から生まれてきたものを
さらに分かち合いたい。
そういう「相互」の交換が
行われます。
けれど、忘れてはならないのは
自分が伝えたいものが
相手に伝わったとしても
それを受け入れるかどうかは
相手側の事情であって
発信する方が
できることはないのです。
いろいろなテクニックやスキルは
自分の思いをなるべく忠実に伝えるための
ツールですが
それをもってしても
相手を自分の思い通りに屈服させることは
できません。
一生懸命練習すれば、
一生懸命研究すれば、
「感動」を生むような表現が
できるようになるなんて
思い違いも甚だしいのです。
つづく。
小さなヒント
(解説は公式LINEにて)
「相手を納得させるための
スピーチテクニック」という本を
買ったとします。
読んだら良さそうだったので
その通りにやってみました。
うまくいったので
2回目やってみたら、
今度は失敗しました。
なぜだと思いますか。

