こんにちは。
なぜ表現に呼吸が関係しているのかを
お話しています。
3つ目の呼吸
これまで、
1・生命維持のための呼吸
2・意図的な呼吸
について触れてきました。
今回は3つ目の呼吸です。
ご想像の通り、
感情、感覚につながっていて
偏桃体が支配している
「情動性呼吸」が3つ目の呼吸です。
私たちの心の動きと呼吸は
同じ偏桃体でコントロールされているため
無意識のうちに連動しています。
不安や緊張、喜びや怒り、泣いたり笑ったり、
すべての人間の心の動きは
そのまま呼吸を変化させます。
いわば、
「呼吸がその人を表現している」のです。
緊張したり、ストレスがあるとき
もしくは、大きな喜びや怒りの時に
呼吸が浅く早くなった経験を
思い出していただくと分かりやすいかと思います。
本番前に
心臓がバクバクして
呼吸が荒くなるのは
このせいなのですが
緊張をしないように、と
何秒吸って何秒吐いて、と
随意呼吸で無理やりに鎮める方法が
一般的な「あがらないようにする呼吸法」なのだろうと
思います。
情動性呼吸になってしまうのが
緊張やストレスを増加させるから
それを随意呼吸でなんとかするという
スタイルなんでしょう。
けれど、
それは表現者には当てはまらないと
私は思うのです。
きっと
特別に厳しい修業を積んだ
徳の高いお坊さまや聖人の方々は
どんな時でも呼吸を乱さず
静かにいつもの呼吸をなさるのでしょう。
そういうところを取り入れられれば
私たちも舞台の上で、
もしくは大事なプレゼンや
ここぞというときの交渉や
大切な人との会話の時に
平常心を保てるのかもしれません。
けれど、
表現をするということと
平常心を保つこととは違います。
表現する者も
それを受け取る観客も
大きな波のような感動を
わかちあうことが
なにもしなくても涙が出て
心臓が音を立てるような
身体と心が揺れるような
あたたかくて深いところへ
連れていかれるような
そういう場が表現です。
だとしたら、
この情動性呼吸を忌避するのではなく
味わいつつ、
そういう呼吸をする私そのものに
私の身体と心がどうやって呼吸でつながり
どうやって表現したいと言っているのかを
探ることの方が大切だと思うのです。
呼吸は身体と心を知るための唯一の手段
呼吸は
私たちの身体と心がどうなっているかを
教えてくれる、唯一の手段です。
今日、今、どんな呼吸をしているか
呼吸をしているときの身体は、心は、
どんなことを感じているか、
それを知ること、
知ろうとすることで
自分の本当の思考も浮かび上がります。
ブレイクスルー呼吸®セラピーで
勘が鋭くなったという感想を
たくさんいただくのは
そういう能力が増したのではなく
自分を閉じ込めていた蓋を
ただ、開けただけのことです。
身体や心は発信していたのに
受信できていなかっただけなんです。
受信から始まるのが表現。
どうかご自分の内側からの発信を
受け止めてほしいと思います。
質問大募集
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
最初のブログから6か月が経とうとしています。
ということで、半年記念!みなさまからの質問にお答えします。
呼吸のこと、表現のこと、その他、どんなことでもかまいません。
(って答えられなかったらごめんなさい。答えられるものは全力でお答えします)
メッセージにてお受けいたします。
締め切りは6月28日です。お待ちしています。
小さなヒント
悲しいことを考えながら
呼吸をしてみましょう。
楽しいことを考えながら
呼吸をしてみましょう。
身体のどこに変化がありますか

