こんにちは。
今回は
「パフォーマンス時に呼吸が止まってしまっていた」ことに
ついてお話します。
呼吸を意識なんてしていない
そもそも、
「呼吸が止まっているか、いないか」
っていうことを
意識することって少ないんです。
セリフを言うとき、
演奏するとき、
動くとき、
一番にフォーカスしているのは
呼吸ではなくて
セリフだったり
響きだったり
身体の動き
だからです。
声を使う方たちは
呼吸を意識してらっしゃるのでしょうが
それもすべて、
自分の声のパフォーマンスが
うまくいかないときに
「呼吸がうまく回らないせいかなあ」と
思うぐらいなんですよね。
まずは声が先、
それを支えるための呼吸、というように。
楽器を演奏なさる方や
お芝居をなさる方、
ダンスなどをなさる方など
もっとひどい。
ひどいっていうのも
なんなんですけど、
本当にそうだから。
ピアノ以外のことは受け入れません
以前、ピアニストさんで
渋々、というか、嫌々、
私のところにレッスンに来てくださった方が
いらっしゃいました。
本当は呼吸のレッスンを
受けたいわけではないんだけど
こんなので何が良くなるのか
理解できないけど
もう他に自分の悩みを解決してくれるところが
見つからない、探してもない、
そういうときに、
友達に勧められたから仕方なく来た、
みたいな感じでした。
たまたま、
彼女と私は
同じ先生にパイプオルガンの
レッスンを受けていて
私の響きが違うのはなぜだろうと
疑問に思っていてくれたのが
幸いしたのかもしれません。
でも、他にもこういうケース、
結構あるんです。
慣れてます。
だって
ピアノの方たち、
(全員ではないですが)
ピアノを使うレッスンなら
受け入れられるけど
もしくは
ピアノのために身体を作るレッスンなら
受け入れられるけど
ピアノを使わない
ピアノの、ぴ、の音も入ってない
そんなレッスン、
信用できないし、
無駄だと思ってるからです。
楽器の方たちはとっても真面目なので
(歌の人たちが不真面目とは言ってない。。。)
ご自分のテリトリー以外のことについては
とってもシビアなのです。
だから、
はいはいはい、と思いながら
ワークをしていきました。
でもずっと
「これ、ピアノにどう関係あるの?」と
思ってらっしゃるのがバレバレで
最初の30分ぐらい腕や肩などには
アプローチしなかったら
我慢できなくなったらしく
「あの、脚って腱鞘炎に関係あるんですか」って
質問されたんでした。
答えは大アリ、だけど
(呼吸が止まってるから腱鞘炎になる
=脚のワークが必要)
そうやってアタマを使ってると
身体が目覚めないので
呼吸が腱鞘炎に関係しているのを
納得してもらうのに一苦労でした。
そうやって半年後ぐらいに
「あ、私、息、してなかった!」って
わかってくださったら
そこからが早かったです。
その時に送ってくださった
彼女のメッセージをご紹介しますね。
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今日のワーク、
2か月前にやったのと同じですと
美佳さんに言われて本当に驚きました。
自分では全く違うワークに思えたからです。
以前は単なる体操、のように思っていましたが
今日は、自分の肩甲骨の部分が
ふわあっと広がって、
その中に気持ちの良い空間ができて
そこから自分のものではない腕が自由に
好きなところに出かけて行っては戻ってくる、
出かけるのも戻るのもどれだけ幸せなんだろうか、と
感動していたら、
あ、私、今まで息してなかったんだ、と
急にわかりました。
息してなかったっていうのも変ですけれど
それぐらい違いました。
息するのは幸せなことね。
家に戻ってコート着たままピアノに走り寄って
弾いてみました。幸せでした。
音がどうのこうのというのよりも、
幸せが先に来るのは不思議でした。
弾けなかった三連符の連打がするすると弾けて
またまた幸せでした。弾けるのって幸せです。
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呼吸はすべての基本
私はピアノ奏法を
レッスンしているのではないので
その方がどんなパッセージが弾けるか
弾けないのかなどはタッチしていません。
それでも
ご自分の弾きたいところが
弾けるようになる嬉しさは
本当によくわかります。
呼吸はすべての基本なのです。
小さなヒント
できないところを
何回も繰り返すと
悪い癖がつく、と言われたことありますか。
ご自身はそれについて、どう思われますか。

