こんにちは。
一緒にやりたくないなあ、と思う相手と
向き合ってパフォーマンスを
しなければならないというお話、続きです。
思考と身体と心は一緒にしない
思考と身体と心が
つながっているのだということは
私が語らなくても
良く周知されていることと思います。
思考は別にしても、
身体と心がバラバラだと良くない、
心の思いを身体に伝え、
身体の動きを心が理解する、
そういうことは
いろんな方が言われていますし、
みなさまもそう思って
いらっしゃることでしょう。
でも、えてして
心と身体は一緒になるべき、
同じ方向で動く方がいいと
思っておられませんか。
心と身体がぴったり合ったときに
いいものが生まれる
もしくは健康になる
そんなイメージです。
そのために
心が何を感じているか
身体が何を感じているか
そこにフォーカスして
ご自分を見つめることを
たくさんなさっておられる方も
多いのではないでしょうか。
でも、私はちょっと違う考えを
持っています。
思考と身体と心は
べったりと一緒になるのではなく
それぞれが独立して動き、
バランスをとって、
お互いのコミュニケーションが
円滑に動くことを目指すべき、
だと思っています。
なぜなら、
その状態でないと
本当の意味での表現が
生まれないからです。
表現は
なにかが憑依することでもなく、
思考がゼロになることでもなく、
パフォーマーの感情を
むき出しにすることでは
ないからです。
また、仮に
3つのうちの1つが
何らかの要因で
欠けてしまったときに
他の2つが
きちんと成立していれば
それらが助けてくれるのですが
すべてが一緒になっていると
総倒れです。
身体の体調が悪いときに
メンタルも一緒に
やられてしまったり
思考が行き詰ったときに
身体の動きが思うように
いかなくなったり
そういうことが重なって
表現者の方が
活躍できなくなり、
消えていってしまうのを
よく耳にします。
そういうことが
できるだけ
起こらないようになるのも
ブレイクスルー呼吸®セラピーの
大きな効果だと思っています。
思考と身体と心を
結んでいるのは呼吸だからこそ
どのように
ご自分が呼吸をしているのか
その呼吸によって自分の中に
何が生まれ、
何が消えていっているのか
見つめる時間は
絶対に必要なのです。
相手の強さを利用する
苦手な人と対峙するのは
表現者だけに限らず
普通に起こることです。
嫌だなと思う感情は
身体を緊張させ、
その緊張が
過度に息を吸い込むことになり、
さらに身体を緊張させるという
悪循環を断ち切るために
ストレスがかかった状態での
呼吸のワークをすると
実はストレスが
パフォーマンスの助けになることに
気づくことができます。
逆転の発想、どころではない
驚きの発見でもあります。
作用・反作用の美、の
ようなものでしょうか。
気持ちよく声が出て、身体が広がって
「ストレス、いいかも」って
みなさんおっしゃるので
ちょっと笑っちゃいます。
初心者の方向けですと
吹き戻しを使うワークを
することもあります。
高齢者向け(?)の
呼吸トレーニングなどで
吹き戻しを思いっきり
ぴーって吹くのがありますが
それとは全く逆のことをするので
戸惑われる方も多いのですが
その戸惑いもうまく利用して
思考と身体と心のバランスを取れる、
いい道具だと思います。
ブレイクスルー呼吸®セラピーは
ドイツの呼吸療法に根差していますが
吹き戻しなんて日本だけだろうなあ、
ってちょっとうれしくなります。
苦手な相手との共演で
気持ちよく
息を吐けるようになったら
こっちのもの、です。
相手からの圧が強ければ強いほど
こちらも充実する、
そういうことを
身をもって経験していただければと
願っています。
小さなヒント
けんかを吹っ掛けられたら
戦いますか。
まあまあ、と、なだめますか。
知らんぷりしますか。

