こんにちは。
ピアニストBさんのお話、
最後です。
本当は悔しかった
Bさんにとって
ピアノを弾くということは
どういうことなのか
ご自分で考えていたことと
実際に身体の中で起こっていたことが
全く違っていたのだと
気づけるようになるのに
少し時間がかかることと
なりました。
けれど
少しずつ
アタマと身体と心が
うまく連携するようになると
どうして
心からピアノを楽しめなかったのか
いつも焦燥感に駆られていたのか
いつも自分に満足できなかったのか
腑に落ちたと言ってくださいました。
そして
「もしかしたら、
私は本当は悔しかったのかもしれない」
と気づかれたのでした。
演奏家として生きていくことが
人生の目標であったのに
そしてそういう道を歩んでいたのに
指導者として生きていくことが
Bさんにとっては「敗北」のように
どこかで思っていたのかも
充実した日々だと
思っていたけれど
心のどこかで悔しさがあったことを
呼吸が教えてくれました、
とおっしゃってくださいました。
そしてそのころには
身体のねじれもなくなり
心の思いと身体の動きが
気持ちよく連動すると
うれしそうにしてらっしゃいました。
ご自分の心を
正面から見つめるために
呼吸は大切な役割をしています。
どうか
ご自分の呼吸を
コントロールするのではなく
手放したときに得られる
本当の私、に
出会っていただきたいと
心から願っています。
この2023年、
どんな年であったとしても
来る年は明るく、美しい年になります。
1年間、
おつきあいありがとうございました。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
このブログを読んでくださる
すべてのみなさまに
新しい年の幸いをお祈りしています。

