こんにちは。
力みを取りたいけど、
うまくいかない、
パワフルな表現をしたいけれど
緩んだ状態でできるのか、と
悩んでおられた方のお話を
していきます。
身体と言葉で納得する
いきなり話がそれるんですが
(ほんとにいきなりだけど)
昨日、今日と
ここについての質問が
レッスンで出たのでびっくり。
おそらく、
その方たちはこのブログを
読んでおられません。
それなのにシンクロして
同じことをお話することになるとは。
この手のこと、結構あります。
私の顔に書いてある?んなわけないか。
と言っても
レッスンではお話よりも
実際に身体を動かして
ご自分たちで納得していただくのが
メインなのですが。
言葉で伝えた方が伝わるときと
身体で伝えた方が伝わるときと
両方ありますよね。
なので、レッスンでは
なるべく両方を提供しています。
せっかく受けて下さるのだから
ちゃんと答えを持ち帰ってもらいたい、
そう思っているのです。
ってなわけで
話を戻しますね。
大きくなりたい強くなりたい
レッスンに来られる方のお悩みとして
「声が小さいって言われます」
「表現が弱いからもっとアクティブにしたい」
「強く訴えかけるような表現がしたい」
「存在感のある演技がしたい」
というような
「小さくて弱々しい」から
「エネルギッシュでパワフルになりたい」
というケース、結構あります。
客観的に見て
本当にそういうときもありますが
ご自分の中で不完全燃焼だから
そうおっしゃっている場合とが
あります。
どちらにせよ、
ご自分の中で満足していないので
「大きく強く」するために
まず、最初になさることは
身体の動きを大きく、です。
当然、見た目も聞こえ方も
大きく強くなります。
でもそれは
ボリュームボタンを大にしてるだけで
内容がパワフルになるわけではありません。
また、差を出そうとして
弱いところは弱く、強いところは強く、
とメリハリを出す方向に
行く方もいらっしゃいます。
これもボリュームボタンを
弱から強へぐりぐり回すことですよね。
これをやっていると
身体は疲弊します。
なぜなら、ずっとがんばらないと
ならないからです。
スリル映画もどきなパフォーマンス
前回、お話した
「パワフルな表現をするために
力んでパフォーマンスしてきた」方は
すべての表現を
フルスロットルで
行っていらっしゃいました。
パフォーマンスが始まったら
ずっと全力投球。緩みなし。
いろんなところが
力んでいたんだと思います、って
おっしゃっておられました。
これ、すごい迫力なんですが
聴いたり、観ているオーディエンスも
本当はね、疲れるんです。
だってね、想像してみてください。
目の前にいる人が
すざまじい力振り絞って
歌ったり踊ったり弾いたりしてるのを見て
最初のうちは「すごーい」と
思うかもしれないけど、
観てて聴いてて、何分持ちますか?
ずっと観てると息苦しくなります。
呼吸が同期するからですね。
でも、すべてのパフォーマンスが終わって
解放されると、
ふううう、って息が戻ってくるので
スリル映画とか、バンジージャンプ、
ジェットコースターなどと
同じ快感なのかもしれません。
自分のパフォーマンスが
スリル映画と同じ仕組みだと思ったら
ちょっと悲しいですよね。。。
20代まで限定です。
一番悩ましいのは
そういう表現のスタイルは
ある程度の年齢が来たら
体力的に難しい、
20代越えたら無理、
ということです。
だってずっと息止めてるんですよ。
身体にも悪いのよ。
それでもやっぱり
強いもの、雄々しいものに憧れる
もっとパワフルに表現したい、
そういう気持ちはわかります。
だからこそ、
力まない状態を
目指すべきなんです。
表現者も観客も
心地よいパフォーマンスが
必要なんです。
つづく。
小さなヒント
息ができないほどの感動、って
吸う息ですか、吐く息ですか。

