こんにちは。
指導者と生徒の関係性について
お話してきました。
お悩みの方が多いこの問題、
どうハンドリングしていったらいいのか
考えてみたいと思います。
パーソナルスペース
芸術における師弟関係は
パーソナルな部分が大きく影響します。
なぜなら、
単なる技術の伝授をするわけではなく
全人的なところまで
踏み込まないとならないからです。
つまり、
「どう弾くか」「どう描くか」「どう表現するか」
ということは
マニュアルをなぞるのとは
対極のところにあって
その人の思考、生き方、すべてが
むき出しになるからです。
単純に「こうやるといい」というレベルで
話が済む場合は
むしろ、なにも起こらないのですが
そうではない場合、
個人の結びつきが色濃くなって
お互いの境界線がぼやけたり、
交わってしまったりします。
プライベートな部分まで
把握しあうことが
学びにつながると考えておられる指導者や、
そういうことを暗に求める生徒がいるので
私的な交流と学びが
ごっちゃになります。
仕事の連絡手段として公式LINEを
使うのは普通のことですが
個人的なLINEやメールなどで
連絡を取り合うことが
当然のように思っているのでしょう。
けれど、人間は
どんなに親しくても
それが兄弟でも親子でも
個人として
自立していなければなりません。
自分のパーソナルスペースに
自分以外を入れてはいけないのです。
表現者ならなおさら、
指導者ならなおさら、
そこはしっかりスペースを
取らなくてはなりません。
その距離感を感じられないとしたら
それはプロ失格なのです。
ブレイクスルー呼吸®のワークに
「自分の空間を、内にも外にも感じる」
というのがあって
必要のある時には行うのですが
自分のスペース、陣地、空間を
認識できていない方は
とても多いのです。
ここが狭いと
外からの衝撃にすぐ反応してしまって
傷つきやすい心になってしまうし、
広すぎると
自分の立ち位置がわからなくなって
ふわふわよろよろと
してしまったりします。
また、表現をするときに
ここがきちんと満ちていなければ
お客さんには届きません。
テクニックではないのです。
まずは自分を整える
生徒とより良い関係を築くために
どのように接するかを
模索している指導者の方は
多いかと思います。
特に
最初にお話したように
正しいことを伝えようと
一生懸命にやっているのに
それが通じない、
わかってもらえない、
間違いに気づいてもらえない、
そういう悩みを抱えて
傷ついたり怒ったり
悲しんだりして
指導そのものがしんどくなることも
あるのだと思います。
でも、生徒が子供だろうと
大人だろうと
アマチュアだろうと
プロだろうと
「接し方」を追求する前に
まずはご自分を整えて
パーソナルスペースを
確立することは
指導の一番根本的なことだと
私は思っているのです。
それには
ゆったりと
しっかりと
すっきりとした
呼吸をすることが大切なのだと
わかっていただけるといいなと
願っています。
明日から、寝落ちコースが始まります。
ご自分に向き合う時間を
月に1度、作ろうと思われる方
どうぞお申し込みください。
録音をお送りしますので
うっかり、8日を過ぎてしまったけれど
申し込みたいな、と言う方は
どうぞご相談くださいませ。

