こんにちは。
息が吸えないと
レッスンに来てくださった
Aさんのお話、最後です。
身体の訴えを静かに受け入れる
Aさんは
レッスンを
続けていかれるうちに
ご自分では
気づかなかったけれど
自分にとって
安心できる場所
安心できる人
そういうものがないという
孤独で不安な感情を
抱えていることに気づかれました。
その感情が
息を吸えなくしていらしたのです。
口の周りも緊張していました。
OとUが楽だったのは
口の周りの筋肉が緊張しても
唇で構音できるためでした、
表面的には
とても明るくて
お友達もたくさんいらして
ご主人やお子さんにも
恵まれていらしたけれど
Aさんの中で
なにかの欠けを
感じていらしたのだと思います。
Aさんの身体の必死の訴えを
「治す」というのではなく
そのまま受け入れて消化するという
ハードルの高いことを
Aさんは静かに、確実に
行っていらっしゃいました。
呼吸は与えられ、与えるものである
Aさんは
同じ呼吸のワークをしても
その時々で
全く違う感覚を得ることに
新鮮な思いを抱いてくださり
なぜ
安心できる存在が
自分の中に見つけられないのか
完全にわからなくても
私が吐いている
私が吸っている
という感覚が
誰かに与えるもの
誰かに与えられるもの
になっていくのを
驚きをもって
体験してくださいました。
そして
それがAさんの悩みを
溶かしてくれたと
穏やかにおっしゃって
くださいました。
身体と心がつながること、
その幸せな瞬間は
呼吸をするたびに
生まれていると
実感してくださったのは
とてもうれしかったです。
心と身体の小さなとげ
ここでは
詳しく書くことをいたしませんが
どのような方にも
自分ではわからない
でも
自分にしか解決できない
そういう小さなとげが
おありになるのだと思います。
そのとげを溶かすのは
ご自分の呼吸しかないのです。
思うままに生きる、
思うままに表現する、
なににも邪魔されない
自分を外の世界に表す、
そういう願いを
心に身体に持っておられる方が
いらしたら
どうぞ
ご自分の呼吸を
ご自分の身体と心を通して
大切に見つめてほしいなと
思います。
小さなヒント
目の前の相手によって
変えるものはなんですか。
言葉遣い、顔の表情、声色、姿勢。。。。
一番変化の大きいところは
どこですか。

