こんにちは。
以前、
「声に表情をつける」
「もっと表情豊かに」
などと言われて
どうしたもんか、と
悩んでいらした
学生さんのお話をしましたが
今回は
それよりさらに
困った問題、
「自分らしさを出す」
「自分らしく演じる」
という「自分らしさ」問題を
取り上げてみようと思います。
自分らしいって、なに?
これまで
「自分らしく」という言葉を
使ったこと、ありますか。
自分らしく●●します
もしくは
あなたらしく、
●●しなさい、と
言ったり
言われたりした方、
結構、多いかと思います。
自分らしいって
なんですかね?
ちょっと考えてみましょうか。
「こんなことをするなんて」
のあとに
1・あなたらしいわ
2・あなたらしくないわ
の文が続くとき
1は褒められてて
2は貶されてるんですが
(もしくは嫌味なんですが)
言われたとき、
どんな感情が芽生えますか。
私のこと、わかってくれてるわ、
私のこと、わかってくれないわ、
のどちらかですよね。
「私らしい」「自分らしい」と
思っている、その私は、
客観的なものというよりも
自分の中で作り上げた私なんです。
「らしい」は、曲者
厄介なのは
「自分らしい」の「らしい」
です。曖昧なんです。
「自分らしく演奏したいと思います」
と言ったり
「あなたらしさが出た演技だった」
と言われたりしたとき、
いったいどんなことを
言っているのか
具体的に説明することが
できますか。
たぶん、できないです。
それなのに
「肩ひじ張らずに自分らしく」
という言い方をする方、
とっても多いんです。
自分らしくというのは
肩ひじ張らないってこと?
がんばらないってこと?
いやいや、違いますよね。
その時の「自分」「らしさ」
それぞれ、何を指しているか、
そして、どうして「自分らしく」と
いう言葉を使ってしまうのか、
そのあたりを
考えていきたいと思います。
つづく。
小さなヒント
「自分らしい」の次にどんな言葉を
つけると、しっくりきますか。

