集中力と表現力を100%引き出す
解剖学、心理学に基づく 呼吸レッスンです
呼吸が あなたの人生を変えます
ブレイクスルー呼吸®
前回は、ピアニストAさんが
活躍する同級生を見て
複雑な気持ちになったり、心が痛むのは
Aさんの中にまだ可能性があるからと
思うことができるから、
そして、夢がまだ生きているからであること
そして、それが心の揺れになること、
身体にも大きな影響が出てしまったことを
お話してきました。
今回はそこから先に掘り下げます。
私の物語が終わってしまうという恐れ
実はAさんの心の底にあるのは
嫉妬や、自己否定などではなくて
「私はこの場所から動けないのだ」という恐れです。
才能がない、などではなくて
もうこれ以上、
Aさんのストーリーが動かない、ということです。
この先、Aさんの将来が固まってしまう、
このままになってしまう、ということです。
ここの部分、大多数の方が
「私には才能がないのだ」と
思ってしまうようなのですが
実はそれは表面的なことだということを
わかっていただきたいのです。
これがわかると
同級生を応援したい気持ちも実はある、
誇らしい気持ちもある、
でも悔しい気持ちがある、
なんで私があそこにいられないのか、
自分の方が才能あったのに今は違うのか、
才能だけじゃないのね、
うまくやったわねという醜い気持ちも出てきてしまう、
というような
複雑で入り組んだ思考回路が
解けてきます。
比べるのではなくて、要素として取り出す
そこで、レッスンでは
Aさんの同級生の活躍、を
比較対象と考えるのではなくて
情報として捉えることを提案しました。
条件と選択の組み合わせで
そのような結果が起こった、という
プレーンな情報に置き換えたときに
どんな感情が湧いてくるかを
呼吸のワークの中から探っていったのです。
その同級生の人生と
Aさんの人生は全く違うわけなのに
同じレイヤーで考えてしまうのを
いったんやめてみていただいたのでした。
そして、Aさんの中で引っ掛かっているトゲ、
つまり才能について
言語化していくことを行いました。
才能というものを
動かしがたいもの、
もともとギフトとして与えられているもの、
と固定すると、
そこから動けなくなるのですが
人生においての選択の結果とすると
反対にAさんの「手落ち」となるので
無意識に「才能の差」を選んだ方が
Aさんにとって傷つかなくて済んでいることも
明らかになりました。
もちろん、これは
心が弱いのではありません。
そして、実は才能と選択は
対立する概念ではなく、
単にひとつの要素であること、
つまり、今の状態は
才能と選択と環境と時間などが
すべてかけ合わさったものから
生まれているのに
うまく整理できずに
どれかだけに偏ってしまい、
その結果、動けなくなってしまっていること、
これから、自分が思うようなストーリーを
描くことはもうできないのではないか、という
気持ちになってしまっていることを
少しずつわかっていただくことと
なりました。
つづく。
兄弟(姉妹)がいる方へ。
比べられるのは嫌ですか。それとも気になりませんか。
その理由は何ですか。


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