集中力と表現力を100%引き出す
解剖学、心理学に基づく 呼吸レッスンです
呼吸が あなたの人生を変えます
ブレイクスルー呼吸®
吸う量が必要なんじゃない、
表現のための息なんだから
表現に使えなかったら
意味がないのよ、
ということを
お話してきたのですが
そもそも、なぜ
がんばってたくさん吸おうとするのか、
吸えるようになりたいと思うのか
ここの部分を考えようと思います。
呼吸は安心材料?
まず、一番大きな原因としては
「足りなくなるのが怖い」ですよね。
長いフレーズ、高い音、本番、
緊張する場面、失敗したくない場面では、
途中で息がなくなったらどうしようという不安が
先に立ちます。
すると当然なんですが
身体は、「足りなくならないように、
先に多めに持っておこう」となります。
実際に必要な量を
身体が判断しているというより、
不安に対する備えと言ったら
いいかもしれません。
息を吸っているんじゃなくて
安心材料を吸っているんですよね。
不安を解決するために
呼吸をしている、わけです。
そして、たくさん吸ったら
備蓄がたくさんあることに
なりますから
とにかく溜め込もうという方向に
行ってしまうんですね。
流れを止めてまで、息を吸っても
意味がないというのは
このためなんです。
必要がある分だけ吸えばいいわけで
その計算ができずに
とりあえず、
できるだけたくさん吸っておくか、
みたいな身体になってしまって
いないでしょうか。
演技や演奏を始める前に
「息を吸ってから始める」のが
当たり前になっているので
とにかくたくさん、
さあ、やるぞと気合いを入れて
大きく吸うので
身体は瞬間的に
固定されるのですが
そこからスタートしてしまうと
本当は、次の音や言葉や動きに合わせて
吸気が起こる方が自然なのに、
先に「吸った形」を作ってしまうから
動けなくなってしまうのです。
指導者の罪
その原因を作っているのは
指導者側にあることも
ときどき見受けられるように思います。
ブレイクスルー呼吸®の個人レッスンでは
カウンセリングを必ず行っていますが
その理由の一つに
身体に染みついた
無意識の考えや行動を解きほぐすことが
挙げられます。
たとえば
「もっと息を吸って」
「息が足りない」
「しっかり吸って」
「お腹に入れて」
「支えて」
「長くもたせて」
などなどのフレーズを
言われ続けていると
知らず知らずのうちに
「筋肉使ってたくさん吸わないと」
という方向に行ってしまいます。
でも実際には、
息が足りないように見える原因が
吸気量ではなくて
吐き始めに出しすぎていたり
身体を固めているから吸えないとか、
母音や口の形で息が逃げていたり
喉でせき止めているから足りないとか、
そもそも息継ぎの前から焦っていて
呼吸できる状態じゃないケースが
山ほどあるのです。
がんじがらめになって
どうしたらいいか
わからなくなってしまうのは
こういうことが原因だったりするのですが
だからこそ
強迫観念のように
「息が足りないんです」
「たっぷり吸えるようになりたい」
と、なってしまうんだろうなあと。
先生の責任は重大なんです。
ほんとに。
つづく。
小さい頃に大人から言われて
印象に残っていることはなんですか。
それが今のご自分のどんなところに
影響していると思いますか。


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