『感情を込めて表現するという落とし穴①』

集中力と表現力を100%引き出す
解剖学、心理学に基づく 呼吸レッスンです

呼吸が あなたの人生を変えます
ブレイクスルー呼吸®

お久しぶりとなりました。
いろいろ新しい学びを得たので
またがんばっていかないと。

さて、今回は
「感情を込めて表現する」ことについてです。

今までもここの部分は何回か取り上げていて
読んでくださった方から
ご質問や感想などいただくことで
さらに考えを深めて行けています。
感謝です。

というわけで
ゆるゆるお話していきます。

目次

もっと感情込めてやってよ。え?

お芝居や演奏など、表現の場面で、
「もっと感情を込めて」
「棒読みにならないで」
「ぶっきらぼうにならないで」
「まじめすぎて伝わらない」
「もっと情熱を出して」などと
演出家や監督に言われることがあります。

ここを読んでくださっている方も
ご経験がおありでしょうか。

しかし、言われた本人は、
決して何も感じていないわけでは
ないんですよね。

ぶっきらぼうになんてやってない、
むしろ、自分なりには悲しみも、怒りも、切なさも、
喜びも情熱も大切な気持ちも持っているし、

言葉や音楽の意味もわかっているし、
その場面が大切だということも
理解しているのです。

んな、子供じゃないんだから
何にも考えないでやるわけないのよ。
ちゃんと考えてんのよ。

それなのに、
外から見ると、他人から言わせると、
なぜかのっぺりと聞こえる、見える。

言葉や音がすっと通り過ぎてしまう。
声は出ているのに、
そこに出来事が起きていないように
感じられるんですね。

そこで、演出家や指導者から
「もっと抑揚をつけて」「もっと感情を出して」と
言われる羽目になります。

(注意:こういうことを言う演出家や指導者は
二流なので、心の底ではふーん、と思っていてよろしいです)

しょうがないので、
(もしくは、どうしたらいいかわからずに)
今度は、声を大きくしたり、弱くしたり、
間を長く取ったり、声を震わせたり
身体の動きを大きくしたり、顔をしかめたり、
する方向に行ってしまうことになります。

そこまでする?
みたいな過剰演技が
生まれるわけですね。

けれども、それで本当に表現が深くなるとは
限りません。

いや、絶対にならない、です。
そんなうわべの話で
なんとかなるもんではないんです。

悲しい場面だから、悲しそうな声を作る。
怒っている場面だから、強い声を出す。
喜んでいる場面だから、腕を突き上げる。
切ない場面だから、息を細くする。
大切な言葉だから、長い間を取る。

こうした方法は、
一見すると表現力があるように
見えるかもしれません。

けれども、
それは感情そのものが
声や言葉に現れているというより、

「感情らしい形」を
後から足しているだけで、
まったくのナンセンスです。

〇〇に見えるコツ、伝授します

こういう表現をすると、
お客さんにこう見えるよ、感じてもらえるよ、と
あたかもマニュアルのように
教える指導者や演出家もいるようですが

たとえば悲しみを表現する時に、
息を細くする、声を震わせる、
目線を落とす、言葉を遅らせると
いったような、

身体の形を先に決めてしまうと、
表現は記号になります。

観ている人、聴いている人には
「悲しそう」には伝わるかもしれません。

けれども、表現している本人の身体の中では、
すでに結果が決まっています。
そこから何かが生まれてきたわけではないのです。

悲しみから声が変わったのではなく、
悲しそうに見える声を選んでいるのであり、

悲しみから間が生まれたのではなく、
悲しそうに聞こえる間を取っているのですね。

ここには、大きな違いがあります。

ブレイクスルー呼吸®が
表現力を育てるというのは
悲しい声を作るためでもなく、
悲しい身体の形を再現するためでも
ないのです。

実は呼吸は、
感情をひとつの形に固定してしまわないために
あります。

つづく。

小さなヒント(解説は公式ラインにて)

役になりきる、ってどういうことですか。

ブレイクスルー呼吸®で得られる、7つの幸せ

 

1・心、身体、思考の癖が取れるので、感じていることを、そのまま身体で表現できます。

2・頭で考えるのを手放すので、心身のリラックスが得られます。

3・自分の本当の思いに気づき、人とのコミュニケーションが、うまくいくようになります。

4・身体が整って気持ちよく声が出ます。

5・不安や恐れから抜け出して、自信と安心が自分の中にあることを確信できます。

6・他人からの根拠のない評価、詮索や攻撃に左右されなくなります。

7・新しい環境や人との中でも、自分のままでいられるようになります。

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