『感情を込めて表現するという落とし穴②』

集中力と表現力を100%引き出す
解剖学、心理学に基づく 呼吸レッスンです

呼吸が あなたの人生を変えます
ブレイクスルー呼吸®

前回は
表現をしよう、とするあまりに
「それっぽい声」「それっぽい仕草」を
しているだけにすぎないのでは、というお話を
しています。

呼吸が感情をひとつの形に固定しないためにある、
というところの続きをお話しますね。

目次

身体と心の中で動く、さまざまなこと

前回もお話したように
ブレイクスルー呼吸®の目的は
「それらしい表現」のテクニックを身に着けるのでは
ありません。

つまり、「悲しそうな声」を作るためではなく、
「悲しそうに見える身体の形」を
再現するためでもないのです。

それはテクニックではなくて
単なる「まやかし」「その場しのぎ」です。

たとえば、本当に悲しい時、
人は必ずしも「悲しそう」にするわけでは
ありませんよね。

むしろ、普通に話そうとするのかもしれません。
気持ちを崩れないように保とうとしていることもあります。
泣かないで笑うこともよくあります。
饒舌になったりもします。

たくさんの種類の悲しみがあって
それに対する身体と心の反応があって
それをそのまま表すわけでもないのです。

そして、その時、
身体と心の中では、
いくつもの力が同時に働いています。

たとえば「そう、わかったわ」という
悲しみの中にある、ひとつのセリフの中にも

言おうとする→けれど、すぐには言えない→止まりそうになる→でも、もう一度言葉に向か→こらえる→それでも少し漏れる→相手に届けようとする→けれど、全部は出せない

というプロセスがあり
そのたびに身体の形も心の形も変わったうえで
出てくるのが「そう、わかったわ」ですし、

音楽や美術などの音や線にも
そういうプロセスがあったうえでの
表現になるわけです。

表現として大切なのは、
この「プロセス」なのだと思います。

悲しい声、動きという完成形を作ることではなく、
悲しみを抱えたまま、
言葉や音や動きに向かっていく。

そのプロセスに、息の変化があるからこそ
声の色、間、言葉の出方、身体の向きが
変えられていくのです。

呼吸が変わらなければ
何も変わらない、
なぜならば、呼吸が身体と心の動きを
決定しているからです。

この、「呼吸がすべての変化を牛耳っている」
ということを
理解できない表現者は
その場しのぎの沼から
なかなか抜け出せないのだろうと思っています。

音が変わっても、息が変わらない

おわかりのように、
ここでいう呼吸は、
「深く吸う」「長く吐く」という技術を
指しているのではありません。

声や言葉、音や動きが生まれる前後の
細かな働きも呼吸なのです。

ボールを投げるときに
テイクバックが決まらなければ
もしくは投げた後のフォロースルーが
きれいに残せないのであれば
うまく投げられないのと同じで

実際に見える動きの前後の部分の呼吸が
大切なのは
どんな方でもご存知だと思います。

よく、息が止まっている、
もっと呼吸して、と言われるけれど
実際にどうしたらいいかわからない、
と相談にいらっしゃる方がおられます。

もちろん、生きているのですから
呼吸しているんですよね。
だけど、その呼吸が
表現者としての呼吸ではないと
表現には使えない、わけです。

最初に吸った形のまま、最後まで進んでしまう。
同じ圧で声を出し続ける。
同じ速度で言葉を運ぶ。
本当は立ち止まりたいところでも、
息が先へ進んでしまう。
相手の反応を受けたはずなのに、
次の言葉の呼吸が変わらない。
言いたくない言葉も、
言い切りたい言葉も、
同じ流れで処理されてしまう。

言葉や音や感情が変わっても、
息の圧、速度、方向、間が
変われないのです。

次回はここの部分を
お話しようと思います。
つづく。

小さなヒント(解説は公式ラインにて)

ぶっきらぼうに演奏して、と言われたら
何を意識しますか。

ブレイクスルー呼吸®で得られる、7つの幸せ

 

1・心、身体、思考の癖が取れるので、感じていることを、そのまま身体で表現できます。

2・頭で考えるのを手放すので、心身のリラックスが得られます。

3・自分の本当の思いに気づき、人とのコミュニケーションが、うまくいくようになります。

4・身体が整って気持ちよく声が出ます。

5・不安や恐れから抜け出して、自信と安心が自分の中にあることを確信できます。

6・他人からの根拠のない評価、詮索や攻撃に左右されなくなります。

7・新しい環境や人との中でも、自分のままでいられるようになります。

シェアくださるとうれしいです

コメント

コメントする

目次